千葉県支部 「災害から命を守る」講演と実技指導
千葉県防災士技術支援チーム
浅野幸輝
浅野幸輝
千葉県防災士技術支援チームでは、酒々井町社会福祉協議会からの要請により、酒々井町東酒々井6丁目自冶会での講演及び実技指導を行いました。
日 時 平成26年12月7日(日) 9:00~12:00
場 所 酒々井町東酒々井6丁目自冶会館
研修名 「災害から命を守る」
内 容 エレベーターの無い5階建てのマンションが立ち並ぶ地域として、災害時
にどの様に対応したらよいか、また、災害予防としての室内家具やTV等
の固定方法の講演、さらに災害後の自助・共助の必要性、公助の重要性
等を講演。合わせて「身近な物を使った応急措置・応急担架・搬送法」等
の実技指導を行い、参加者に防災活動に関する理解を深めさせた。
参加人数 約80名
参加防災士
千葉県防災士技術支援チーム (敬称略) 川崎 隆克
渡辺 一弘
中村 利孝
浅野 幸輝
冒頭、川崎防災士より「防災士とは」設立の経緯、東日本大震災の概要、防災訓練の必要性について説明を行った。
第一部
浅野防災士による、「災害から命を守る」をテーマに講演

災害が発生した時の自助・共助・公助の必要性。
地震の基礎的知識
地震から身を守る10か条
住民・自主防災組織は平常時・災害時に取るべき措置
7日間備蓄等を細かく説明。
特に、非常持ち出し品と備蓄の必要性は参加者の皆さんは真剣に聞いていました。
第二部
中村防災士による家具転倒防止の説明

室内家具、TV,などの固定方法や設置場所
止め金具等の種類
等の細かい説明
合わせて、避難方法と自助・共助について
特に、共助について、最悪閉じ込められた時の救助は
近所の力との説明に皆さん納得していました。
第三部
渡辺防災士による、実技指導

ネクタイ・三角巾による足の固定
ストッキングによる頭部損傷の応急措置
スーパーのレジ袋を使った応急措置
竹竿と毛布による応急担架
徒手による「搬送法」等々
訓練参加者に体験をしてもらいました。
参加者は興味深々でした。
今日は、時間もなくて簡易ランタンの作成は出来ずに展示のみであったが、簡易トイレの展示にも大変興味を持たれていました。
また、今度は時間があるときに、ロープワーク等の実技指導をしてみたいと思いました。
参加者の感想
大変役にたちました。
共助が出来るのは、“自助があって、自分が助かってこそ出来る”と言う単純なことを
あらためて知った感じです。
また、こんなに身近にある物で応急手当てが出来たり、普段何気なく見て、使ってい
るものでも工夫することによって、いろいろと使い道があるんだなぁと感心しました。
さらに、家具転倒防止は、実際にモニター家具を見れて大変有意義でした。
以上