1 開催日時 平成31年2月9日(土) 17時30分~19時30分
2 開催場所 沖縄市在沖縄県支部事務所
3 参加人員 15人
4 議題
① 当面の活動
○ 2月10日~那覇市との共催で、那覇市銘苅新都心自治会への 『那覇市 災害に強いまちづくり研修会~災害図上訓練DIGで地域防災を学ぶ~』への参加
○ 2月26日、恩納村において村役場職員及び自治会長に対して防災士会沖縄県支部が、恩納村に特化した防災講話を実施。
② 地区防災計画の取組みについて
現在、防災士が取り組んでいる自治会の状況について、説明がなされました。
メディアが数社関心を示して取材していることも報告。
③ 市民トリアージについて
昨年、11月24日に熊本県での研修会に参加した金城翔防災士が市民トリアージについて要旨次のとおり講話を行いました。
大災害時には、医者はじめ医療関係者が多くの負傷者を看ることが困難な状況になります。そのような状況下で病院、救護所に搬送する、または搬送しないという市民レベルで出来るのが市民トリアージです。
「医者と違って、市民が出来る市民レベルでの基準」は、
○2時間以上倒壊家屋や家具等に挟まった状態かどうか、挟まっておれば赤タックで即病院へ(救出中も救出後も水分を補給)
○歩けるか?→自分で歩ける場合は緑タッグで救護所に。
歩けても2時間以上挟まっておれば赤タックで即病院へ搬送する。
○自分で呼吸しているか?1分間に30回以上であれは、赤タックで最優先て病院へ。
その程度の判断までとする
参加者からは、責任はどうなるのか?との質問もあり、市民レベルの基準で、病院や救護所に搬送したから、しなかったから責任を問われることはない。
また、「実際に市民がそういう状況に出くわしても、おろおろしたり恐怖等で判断出来ないのがほとんどではないかと思う」と言った意見もありました。
応急措置として、出血を止めるには直接圧迫法が有効、レジ袋の両端を切って三角巾替わりにすることやサランラップで傷口を押さえる治療法も披露しました。
(※ 市民トリアージは、「NPO法人災害・医療・まちづくり」(理事長 安田清医師=静岡県)が広めているもの。
商標はないものの、同NPOの行う指導者講習等を受けないで、生かじりのままできちんと理解しないで多くの人を集めて講習するのは問題があるとしています。)
