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奈良県支部 法隆寺防災訓練(コロナ感染症に配慮した避難所運営)

 令和3年12月13日(月)法隆寺において、斑鳩町・法隆寺主催の今年で7回目になる防災訓練が行われました。新型コロナウイルス感染が続いていることから、一般参加者を40名に絞り、奈良県防災士会から17名が参加しました。法隆寺管長、斑鳩町長のあいさつの後、中門の前で「シェイクアウト」訓練を行いました。
その後、聖徳会館において、参加者が「避難所運営」と「避難者」の2つの班に分かれて、「コロナ禍での体験型避難所開設訓練」が行われました。サランラップを利用して受付のパーティションを作るなど、避難所運営の準備が、ある程度整った段階で次々と訪れる避難者を受け入れました。「けがをしている」、「授乳させたい」、「熱がある」など様々な問題のある避難者が混じり、その対応に真剣に取り組まれました。
避難者が全員入所した後、会場を元に戻し、「避難所運営」と「避難者」の役を交代してもう一度訓練を行いました。二度目の「避難所運営」の班は一度目の学習効果があり、スムースさが増し、工夫も見られました。
訓練の後、植村防災士が訓練内容をふまえて「ふりかえり」の講義を行い、コロナ禍では外部からのボランティア支援が望めないことや助け合うことの大切さなどを訴えました。参加者からは、「何度も講習受けてるけど大変だと思った」とか、「わからないことが多かった、やってみて良かった」などの意見が寄せられました。〈村山 央 防災士〉

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奈良県支部 コロナ禍における体験型避難所開設・運営訓練

令和3年11月14日(日)、上牧町役場庁舎においてかんまき自主防災ネットワーク主催、上牧町総務課後援、NPO法人奈良県防災士会指導のもと、「上牧町 コロナ禍における体験型避難所開設・運営訓練」が開催されました。本訓練は奈良県安全・安心まちづくり推進課による「奈良県自主防災訓練支援事業」の一つです。
上牧町在住の防災士や、自治会への呼びかけを行い、同町にて民間の団体が主催する初めての実技訓練となりました。町内防災士、自治会役員の方17名をはじめ、上牧町総務課、上牧町社会福祉協議会、奈良県安心安全まちづくり推進課からもご協力とご参加を頂き、また、奈良県防災士会からも14名の方にご指導頂き、大変有意義な訓練となりました。訓練の内容としましては、上牧町総務課 山崎危機管理監より上牧町における災害リスクとそれに対する住民への告知(冊子等の配布)、上牧町としての備えや、避難所運営に関する講話を行って頂きました。その後の体験型避難所開設・運営訓練では、コロナ禍における避難所開設である事を前提とし、求められる対応、対処を考慮しつつ、被災地で実際にあったいろいろな問合せ、おこまり事、要支援者(配慮者)への対応を一部の避難者役の方に演じて頂き、避難所における受入れ方、運営をどうすべきか考え、行動をして頂きました。今回の訓練は、2チーム交替制にて実施した事も有り、後に運営担当をされた班は、最初の班での出来事を上手く改善され、取り組まれた事に大変感心させられました。その後、奈良県防災士会 植村副理事長兼相談役から「ふりかえり」の講義がなされ、「平時からの地域のコミュニケーション、たすけあい、平時からの備え」、そして避難所とは「率先行動にて役割を果たしに行く場所である‼」との講話を頂き、事前における準備等の重要性を問うて頂けました。回収されたアンケートからも、「実技とふりかえりの組み合わせが良かった」とのお声も多く、ご参加頂いた方々に災害と避難所について考えて頂く場と機会がつくれた事、大変よかったと感じております。
 上牧町からは、職員の方の参加をはじめ、避難所で使う備蓄品のテント、段ボールベッド、パーティション、仮設トイレを提供頂き、訓練の際に実際に使用させて頂けましたので、組立方や使用感など大変良い体験をさせて頂きました。
<報告者:大坂間防災士>

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千葉県支部 八街市職員向け早期避難所開設運営訓練(八街市)

内容:
日  時:令和3年6月28日(木)13:00~17:00
場  所:南部老人憩いの家
開催名称:職員向け「早期開設避難所の開設・運営訓練」
内  容:避難所開設訓練、防護服脱着訓練
講  師:内田廣夫防災士、馬場内則子防災士(日本防災士会千葉県支部)、中村利孝防災士、谷正美防災士、岡田和也防災士(千葉県防災士連絡会)

令和3年6月28日(木)、職員向け早期避難所開設運営訓練が行われ、当支部及び千葉県防災士連絡会会員が講師を務めました。

◆実地訓練は次の体制にて実施されました。
・訓練統制部:危機管理監、防災課(課長以下4名)、都市計画課(主幹)、財政課(主任主事)、佐倉市八街市酒々井町消防組合八街消防署、NPO法人日本防災士会千葉県支部
・演習部:避難所直行職員8名、避難所直行保健師3名、避難所担当職員12名、委託業者3名

◆2点について主要訓練が行われました。
【避難所の開設訓練】
・ 現地・現物確認
・ 案内所業務
・ 避難者受付・ペット受付業務
以上の訓練をコロナ感染症対策を重点におき実施
【防護服脱着訓練】
佐倉市八街市酒々井町消防組合八街消防署員5名により実際の防護服を使用して脱着訓練を実施

◆支援した感想 
当該訓練においては、防災士5名が以下の項目の指導役として活動支援いたしました。
①現地現物確認
②設営
③案内所業務
④避難者受付・ペット受付業務
机上訓練ではない実地訓練でしたので、職員の皆さんは、マニュアルや想定ではわからなかった問題に直面する場面もたくさんありましたが、都度問題解決に向けて防災士の助言を受けながら判断を繰り返す中で「気づき」の多い、より現実的な訓練になったと感じました。

この度の支援活動については、当支部と八街市との提携協力にご尽力いただいた千葉県防災士連絡会の会員にもご協力を頂きました。

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長崎県支部 通常総会・研修会報告

令和2年7月12日(土)に開催の通常総会は、新型コロナウイルス感染症の影響で例年より遅い開催でした。この様な時期多くの皆様に参加いただき、議案は全て承認いただきました。

総会後の研修会は、「新型コロナウイルス感染症」に対応した段ボールベットを用いた避難所開設訓練を開催しました。旭支部長の指導の下、災害時を想定して皆さんで協力し実践しました。開催場所の雲仙岳災害記念館に段ボールベットは展示しています。この訓練が実践されることがないことを願いながらも、災害時会員が地域のためこの経験で得たことを糧に活動されること想います。

研修会終了後、女性会員の皆さんから「女性部」の結成の話があり、代表に幹事の渋谷加奈さんが推薦されました。本部事務局常務理事・事務局長の甘中さんに相談。
女性推進局の保田局長さんにご指導いただくことになりました。報告とご支援に御礼申し上げます。

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長崎県支部総会メンバー

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旭支部長講義

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研修会案内

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段ボールベット組立体験

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段ボールベット組立体験2

長崎県支部 「新型コロナウイルス感染症」に対応した段ボールベットを用いた避難所開設訓練

令和2年6月12日に時津町で開催されました、長崎県と時津町合同開催されました「新型コロナウイルス感染症」に対応した段ボールベットを用いた避難所開設訓練が開催されました。

長崎県危機管理課参事北平さんより講師として、長崎大学災害支援センター高山先生、長崎県支部旭支部・川浪にも参加要請があり参加。

当日は、県内の行政の防災担当者64名、長崎県危機管理課・時津町また、町内の自主防災組織役員・消防団員参加により避難所開設訓練実施。多くの行政の防災担当者も段ボールベットを用いた避難所開設訓練は初めての体験で、主催者に多くのことを尋ねておられました。この時期の関心の高さで報道機関も多くの方々が取材しておられました。

私ども講師には、報道機関を除いた行政機関のとの反省会で、訓練内容等についてコメントを求められました。今後も県危機管理課と関係を密にし、長崎県支部として地域防災に関わっていきたく存じます。

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訓練掲載記事

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報道機関取材

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自主防災組織

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段ボールベット組立訓練

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段ボールベット

長野県支部 福祉避難所の避難所開設運営訓練を行いました。

日本防災士会長野県支部では、以下のように福祉避難所の避難所開設運営訓練を行いました。

日時:2019年6月26日(水) 13:00~14:30
会場:小諸養護学校
内容:PTA学習会「もしもの災害時に私たちにできること」
   ~避難所開設運営訓練を通して福祉避難所について考える~

福祉避難所とはなにか、避難所運営はだれが行うのか、
家族は一緒でいいの、クールダウンはどうするの、
集団が苦手・聴覚過敏の対応は、など
参加者が不安に感じていることや知りたいことを事前にアンケートしました。
その内容を講座に反映させ、教材は一から作成しました。

講師には横内寿男支部長をはじめ役員と、地域密着型として東信地方のメンバーの計6名で務めました。

事前に市の危機管理課にも確認を行い、発災後に学校の準備が出来しだい
直接避難することが可能であることをお伝えしました。
またこの福祉避難所へは家族も一緒に避難ができること、
クールダウンが必要な児童・生徒が落ち着ける空間の確保の必要性についても言及しました。

一般避難所と福祉避難所との違いなど福祉避難所について以外では
熊本地震の際にも支援物資として実績のある簡易トイレの「ラップポン」(日本セイフティー株式会社)の紹介も行いました。

避難所のトイレ事情については深刻で、高齢者など足が不自由な場合には、
屋外に設置され臭いや汚れのある仮設トイレの利用を敬遠して水分を取ることを控えてしまい、そのことで脱水症状や熱中症に繋がる旨も説明しました。

この支援物資の「ラップポン」は屋内で使用できます。専用のロール状のビニールをセットする構造で、排泄後に熱で圧着し完全密封されるため、そのままゴミ箱へ捨てることができます。
そのためトイレ掃除も不要で臭いもほとんどなく、何と言っても衛生的であるため避難所においては有用である点を説明しました。

避難所では普段の便利な生活とは掛け離れた不自由な生活を強いられます。
防災講座の際には、衛生面や健康面で少しでも改善できる良いものがあれば紹介するように心掛けています。

参加者からは「とても分かりやすかったです。」とお声掛け頂きました。
また講師一人一人に心暖まるプレゼントまで頂き、お役に立てたことを実感しました。

最後に、参加者の皆さんにはアンケートをお願いしていますので、回答を頂き今後の防災講座へ反映させていきたいと考えています。

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講評を述べる横内寿男 支部長

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グループワークでアドバイスする講師陣1

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グループワークでアドバイスする講師陣2

千葉県北部支部 12/2(日) 茂原市指定避難所運営等検討会(千葉県茂原市)

茂原市防災対策室が主催し、地元の自治会、自主防災会、社会福祉協議会、直近動員、災対コー茂原が参加して、茂原市立東部小学校をモデルとする指定避難所運営等検討会を開催しました。千葉県北部支部もアドバイサーとして参加しました。検討会は6月から11月まで6回行われ、12月2日に成果発表として、委員会の検討結果である配置図に基づき、校庭、体育館、教室に、避難所として必要なスペースと設備の展示を行いました。茂原市内の自治会、自主防災会はじめ多くの参加者が見学し、千葉テレビ、千葉日報の取材がありました。
1)体育館内の居住区では、ブルーシートの下にマイルディシート、エアフォーム、段ボールなどの断熱材を敷き、効果を体感しました。また段ボールの間仕切りやベッドを配置しました。
2)トイレは、工事現場で使用する簡易水洗トイレ、災害用組立トイレ(ドント・コイ)、和式便器の上に乗せて使用する簡易トイレ、地面に穴を掘ってブルーシートの囲いを設けた野外トイレなどを計画した場所に配置しました。
3)居住区に受付、運営事務室、食料/物資保管場所、男女更衣室、物干場、教室の一部に乳児家族室、女性用品配布室、福祉避難室、屋外に喫煙所、ペット飼育場所などを設け、備品を配置しました。
4)千葉県北部支部は独自のブースを設け、防災用品などの展示と説明を行いました。
HUGでは、図面上で避難所に必要なスペースを検討していますが、実際に避難所
となる場所を用途別に区画し、備品を配置したのは初めてです。参加者全員が避
難所の生活空間を体感できたことは大変有意義であったと思います。

日時:平成30年12月2日(日)
場所:茂原市立東部小学校
参加:検討会メンバー34名
スタッフ数:7名
内容:防災士ブース出展(成果発表)

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奈良県支部 平成30年度 県防災総合訓練(避難所訓練)

 平成30年8月5日(日)9:00から、平成30年度 奈良県防災総合訓練が、約1,300人の参加のもと、被災地訓練が田原本健民運動場と、避難所訓練が田原本町中央体育館で行われました。奈良県防災士会は、避難所訓練で、24名の防災士の参加し、避難訓練参加の田原本町住民の方々に、「災害へのそなえ」のお話と、「炊き出し訓練」を行いました。その後、「簡易担架体験」「新聞紙でできるスリッパづくり」「車椅子体験」「避難所ミニ体験」の4つのコーナーに分かれて、やく90名の参加者にそれぞれ体験してもらいました。空調施設のない体育館で、非常に熱い中、みなさん熱心に体験されていました。

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兵庫県支部 子どもたちが考えつくる「避難所設営」

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事業部    
 【日 時】平成29年8月5日(土)13:30~8月6日(日)7:00
 【場 所】姫路市立船場小学校
 【参加者】船場小学校生徒、PTA、おやじ塾、消防団
 【指導者】防災士、PTA
 【内 容】避難所設営体験、水難救助訓練、炊き出し訓練、防災紙芝居ほか

子どもたちが通う小学校が避難所になったとき、「あなたたちならどんな避難所にしたいですか?」との問いかけから始まり、学校にあるものを使って寝床を作ったり、身のまわりのものを新聞やダンボールで作るなど、子どもたちの自由な発想で「楽しく明るい避難所」をめざし、1泊体験をしました。
(文責 横山恭子)
特定非営利活動法人兵庫県防災士会


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兵庫県支部 ジュニア防災スクールで避難所体験

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東播エリア

ジュニア防災スクールで避難所体験


待ちに待った夏休みも始まり、セミの声にも負けないくらい元気な小学生約100名が避難所体験をしました。阪神淡路大震災からもうすぐ20年を迎えるにあたり、震災を知らない子供たちと、震災の記憶が薄くなりつつある保護者の方々が、防災・減災について学び「自分たちに出来ることは何か」を楽しみながら考える2日間となりました。

                  -記-

   【日 時】 平成26年7月26日(土)・27日(日) 10:00~16:00
   【場 所】 明石市防災センター
   【内 容】 1.考える防災教室(大阪ガス提供)
         2.明石市防災センター体験・見学
           (消火体験・煙避難体験・地震体験・防災シアター・消防司令室見学)
         3.非常食「アルファ化米」にて昼食
         4.段ボールベッドの作成・強度実験
         5.新聞で身の回りのものを作ろう(新聞スリッパ・箱など)
         6.非常持ち出し品ゲーム
         7.安否札工作

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非常食の試食など初めて体験する子供も多く、アレルギー対応などの問題もありましたので家族にあった備蓄品の選び方などを勉強した。段ボールベッドは、子供たちも不安でいっぱいでしたが、25名の子供たちが次々とベッドに乗り、強度を確かめ合った。開催が夏休みということもあり、工作の宿題も兼ねて安否札を作成。表は表札やウエルカムボード、インテリアとして使用出来、避難の際には裏の安否札に変えて玄関に取り付けできるよう工夫しながら楽しんで取り組んでいました。
この防災スクールの体験をもとに、自分で考えイメージを膨らますことによって、どんな状況にでも対応できる強い子供に育ってほしいです。参加された子供や保護者の方々からは、「来年もありますか?」「次も是非、参加したい!」との声もありましたので、今後も引き続き体験型のイベント企画を進めていきたいと思います。ご協力いただいた関係者の皆様ありがとうございました。
(横山 恭子)
特定非営利活動法人兵庫県防災士会

*レポートはコチラからご覧ください
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Author:日本防災士会
日本防災士会は、会員相互のネットワーク構築とスキルアップを支援し、地域防災力の向上に寄与することを基本理念として活動に取り組んでいます。

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