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愛知県支部 スキルアップ研修会

― 「名古屋地方気象台」及び「名古屋大学減災館」の見学会 ―

日 時:平成31年3月5日(火)  午後1時30分~午後4時
場 所:「名古屋地方気象台」  名古屋市千種区日和町2-18
    「名古屋大学減災館」  名古屋市千種区不老町
内 容:名古屋地方気象台においては、気象を知るための機器と防災について説明を
    聞き、名古屋大学減災館においては、耐震補強など実験と津波の影響を時間
    経過と共に変化する状況を学んだ。
参加者:NPO法人 愛知県防災士会 防災士 11名
講 師:名古屋地方気象台 気象防災情報調整官 五十里(いかり)勇人(はやと)氏
                 防災管理官 横川(よこかわ) 剛(たけし)氏
◎名古屋地方気象台
 地下鉄東山線本山駅に集合し、晴天に恵まれた中、高台にある名古屋地方気象台を目指し、急な勾配を15分ほど歩くと白いレドーム(気象ドップラーレーダー)が屋上に設置された、ひときわ目立つ建物が名古屋地方気象台でした。あたりを見渡すと遮蔽する建物は一切無く、気象観測を行うには好条件の立地にあることが頷けます。

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  気象ドップラーレーダー       本庁舎の風向風速計      
   (H19.2~)
  写真提供:名古屋地方気象台 五十里 勇人 氏

 名古屋地方気象台に現地集合の防災士と合流したあと、講師の方から見学の概要をお聞きし、気象台構内と展示コーナーの説明を聞くために2グループに分かれて行動することになりました。

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 講師より説明を受ける防災士   観測用機器の説明を受ける防災士

 露場には、温度計・湿度計・積雪計や雨量計が設置されていました。気象観測は、時代の流れと共に人の手を介さず観測が行われて、気象データが自動集積されています。天気予報は、暮らしに直結する密接なことですが、防災士ならではの沢山の質問を行い、その都度、気象台の方から懇切丁寧にお答えいただくことができました。
 また、外の一角にウインドプロファイラが設置されてあり、3D的に上空の風向風速を観測してデータを解析し、気象情報に活用しているとのことでした。一方、気象台内の展示コーナーには、屋外と同じ測器が展示されており、その動きや原理について、判りやすく説明をお聞きしました。
 私たち防災士は、今後も気象のプロの方に接する機会を増やし、気象と防災にさらに関心を持ち勉強を重ねていくことが人の命を守ることに繋がると認識させられました。

◎名古屋大学減災館
 私たちは、入館し許可証を首から吊るした後、まず、ぶるるコーナーで、建物の耐震補強と家具の固定化の重要性を模型を揺らしながら学ぶことができました。また、減災ギャラリーでは、空から見た名古屋と周辺の町の地図を床面に円形状に表示されており、時間の経過と共に津波の影響が色別で判るシミュレーションを見ることができ危機管理について学ぶことができました。

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    減災館のエントランス      建物の耐震補強立証実験

文責・写真 阿部 健二 

愛知県支部 スキルアップ研修会

NPO法人 愛知県防災士会スキルアップ研修会
― 名古屋地方気象台専門官による特別講話 ―

日  時:平成31年2月19日(火) 午後1時30分~午後4時
会  場:NPO法人愛知県防災士会 東特会館4階 会議室
内  容:名古屋地方気象台より専門官2名を講師としてお招きし、気象・地震・
     津波等のメカニズムと災害時につながる防災・減災についてのご指導を
     いただきました。
参 加 者:NPO法人 愛知県防災士会会員 21名

 1.「防災気象の基礎知識」
  講 師 名古屋地方気象台 観測予報グループ調査官 遠山 忠昭 氏

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 遠山調査官から「防災気象の基礎知識」の資料に添ってパワーポイントと併せ詳細に説明を頂きました。
 様々な気象現象の内、「雨のことを学ぼう」では、積乱雲が発生する主な条件を説明され、「雲の誕生」と「雨の発生」、その事に伴い「にわか雨」、「局地的大雨」、「集中豪雨」のメカニズム的なこと、さらには、「雨の強さと降り方」では、1時間の雨量が増すに連れて人の受けるイメージは変わり、危険度が高まる表を見ながら感覚を研ぎ澄ませなければ防災・減災につながらないという認識を持つことができました。
 特に愛知県は、1959年9月26日に伊勢湾台風がもたらした甚大な被害から60年目を迎える節目の年でもあり、当然、台風の進路に関心を持ち注意が必要とのことでした。
また、平成20年8月の岡崎豪雨の実例を挙げ、積乱雲の発生と発達を繰り
返した災害について判りやすく説明していただきました。
 次に、「台風のことを学ぼう 暴風と高潮」では、平成19年7月の台風4号による那覇市の暴風被害の状況と平成16年8月の台風16号による高松市の高潮被害の状況の説明を聞き、愛知県における高潮は、伊勢湾や三河湾が遠浅で湾奥が狭まる形状になっていることなどから発生が高まる傾向にあり、甚大な被害をもたらすとの話に不安がよぎり身構えてしまう思いでした。
 積乱雲が引き起こす急な大雨による川などの増水、洪水、土石流、土砂崩れなど、また、雷や竜巻が引き起こす自然災害は、各地で発生していることから、災害の素因を知ることの重要性を説いて頂き、ハザードマップにより地域の特性を知り、気象情報を防災・減災に活かすことが日頃から大切であり、関心を持ちデータや知識を危険予知に活かしていくということを教えていただきました。

2.「地震と津波について」
 講 師 名古屋地方気象台 防災グループ東海地震防災官 中村 真也 氏

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 続いて、中村防災官から「地震と津波」について、資料に添ってパワーポイントと併せ詳細に説明を頂きました。
 まず、初めにプレートと世界の地震の分布、日本付近のプレートと地震のタイプからマグニチュードと震度の違いを教えて頂き、さらには、津波と風浪との違いなど津波に関する発生のメカニズムと海岸付近の地形による津波の変化を教えていただきました。
 また、主な地震・津波災害につきましては、中部地方の活断層帯と海溝型地震の基本的な説明から入り、平成28年4月の熊本地震、平成23年3月の東北地方太平洋沖地震、さらに、明治24年10月に発生した濃尾地震、昭和20年の三河地震を具体的に挙げて頂き、それぞれの地震にかかわる「震度」・「概要」・「特徴」等について詳細に説明されました。そのあと、地震調査委員会の長期評価に基づいた「発生が懸念される地震」の今後30年以内に震度6弱以上に揺れる確率分布の日本地図を示され、南海トラフ巨大地震へと説明をつなげていきました。
 この地震の被害想定は、人的被害のほか全壊・焼失棟数・津波の浸水分布・地盤沈下・液状化現象などの図表が示されました。
今回の研修を機会に気象庁から発せられる地震・津波監視体制と警報等のしくみを知ることにより、その情報を活かし、地震や津波から身を守る防災・減災の基本を学ぶことができました。
文責・写真 阿部健二

愛知県支部 災害時救護法ワークショップ

           ~身近にある道具を利用して防災・減災を学ぶ~

開催日時:平成31(2019)年2月4日(月) 15:20~16:10(7限目)
会  場:愛知県立 碧南高等学校 体育館
主  催:県立碧南高等学校
目  的:南海トラフ巨大地震などの災害時を想定して、負傷者や脱出困難者の救護方法を実演した内容を生徒さん自身が参画型により学び会得していただくことを目的として実施しました。
参加者:全日制生徒 1・2年生:637名 教職員:20名
       内 訳 1年生 :318名   2年生 :319名
指  導:NPO法人 愛知県防災士会
     ◎講師(4名) 〇ファシリテ―タ―(5名)
      ・応急処置手当 ◎森 千代子  〇小林 春代
      ・ロープワーク ◎手塚 哲郎  〇加藤 和久 ○原田 友子   
      ・応急雨具作成 ◎宮澤 昌嗣  〇石垣 辰夫
      ・応急担架作成 ◎櫻井  衛  〇高木 吉貴

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   体育館に集合した1・2年生       4グループに分かれる生徒

◎進 め 方
 各々の講師等は、広い体育館の四か所に立ち、その横に四つのコーナーを図解で表したものをホワイトボードへ大書掲出したサインを置き、4グループに編成された生徒さんが一同に短時間で大移動を行わなければならなく、学校側の配慮で大きなデジタル式減算型時計を一段高いステージ上に置き、木川正夫防災士(碧南高教諭)が時間管理をしながら号令を発し、同時に4グループが時計回りに各コーナーへ移動して頂きました。
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① 応急処置手当コーナー       ②ロープワーク コーナー

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③ 応急雨具作成コーナー       ④応急担架作成コーナー

 生徒さんが移動した後は、担当した講師達がワークaichi190204-7ショップの内容を説明したり、実演したり、生徒さんに判りやすい方法で各々が教えていきました。
 また、ワークショップごとに教える内容は異なるため、4コーナーの講師の声の干渉を避けるため放送用マイクの代わりにメガホンを使い、生徒さん方へ説明内容が伝わるよう、しっかり声を大にして担架作成説明講師もいました。
  声を大にして担架作成の説明をする講師
 
 比較的取り組みやすいロープワークと応急担架作成は、生徒さん自らが見て覚えて男女分け隔てなくワークショップに取り組んで頂きました

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 講師と生徒さんとロープワーク     見て覚えて作った応急担架
応急処置手当コーナーでは、各生徒さんが持参されたスーパーのレジ袋を使い講師から「直接圧迫止血法」と「骨折固定法」を教えられ、首から下げたレジ袋に腕を通し固定したままの生徒さん、一方、応急雨具作成コーナーでは、ビニール袋で作った雨具を着たまま、移動される生徒さんがあちこちで見かけることができ、完成度合を評価する一つのバロメーターとなりました。

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   骨折固定法を教える講師    応急雨具の作り方を教える講師
◎今回のワークショップを通じ
① 4つのコーナーでワークショップの内容がそれぞれ異なる。
② 短時間に1つのグル―プ全員が体験し覚える。
③ 時間管理、号令により短時間に生徒さんの大移動を行うなどの難問を解決。

 積極的に取り組まれた生徒さん達のお蔭で、多くの生徒さんと教職員の皆様方へ短時間ではありましたが、ワークショップの実効性・有効な処置法を体験して頂いたことから、今後、災害が発生した時であっても、今回の体験を思い出し、役立てて頂けるものと心強く感じました。 
                      文責・写真:阿部 健二

aichi190204-12 報告資料はコチラからご覧ください

愛知県支部 地震発生時の対応と命をつなぐパック・クッキング

開催日時:平成31年1月27日(日) 午前10時~午前12時
会  場:名古屋市熱田区 高蔵コミュニティ―センター
主  催:名古屋市南部地区郵便局長会 熱田部会
参 加 者:熱田区内 高蔵学区在住者 41名
   NPO法人 愛知県防災士会
講  師:原田 友子 防災士 (副広報委員長)
 ・ファシリテーター
   保坂松男、手塚哲郎、加藤和久、宮澤昌嗣、
   久野 悟、福島郁恵、阿部健二(防災士7名)

 冒頭、主催者を代表して名古屋市南部地区郵便局長会 髙羽会長様より「郵便局が地域貢献の一助として高蔵学区の皆様に対し、防災・減災講習会を開催できることへの感謝と今後も地域と郵便局との絆を強いものにとの願いを込められた挨拶」がありました。
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         高蔵学区の参加者を前に挨拶される髙羽会長
 『本日のテーマは、地震発生時の対応と命をつなぐパッククッキングですが、2時間ということで、まず先にパッククッキングを始めます』と原田防災士から前口上があり、その後は、流暢な名古屋弁を交えながらの説明が始まりました。aichi190127-3『本日の参加者は、ほとんどの方が男性で大変心強いです。』と男性人にエールを送り、その後、原田防災士は、突然大きな声で『グラグラッ~ 地震で~す。みなさんどうしますか?』との問いかけに、数秒無言のままの参加者。  熱心に説明する原田防災士

 名古屋弁で『今は、誰も立たにやー落ち着いとるねェ~。!!名古屋には、イヤ、ここには地震なんかこーせんわーと思っとる!!』と檄を入れ、被災地でのテレビインタビューに答える人のほとんどが『まさかこんなことになるとは!』、『まさか、自分たちが災害に遭うとは!』と答えていました。
 今度は、『今、奥さまは家具の下敷きになって、右腕を骨折しました。家は、無事。さぁ、お父さん!!家族の食事作ってちょうだい』と原田防災士は、男性人に向け言葉を投げかけました。

 まず、パッククッキングの基本とは、
① 家族一人ひとりの、好みにあった食事が作れること、
② ご飯、おかず、デザートが一度に一つの鍋で調理できることのメリットを説明し、
参加者の皆様にご理解を頂きました。

    災害時の注意点として、
① 水が使えないので衛生面、手で直接食材に触らず、ビニール手袋(無ければポリ袋)で掴むこと。
② 調理に使う時のビニール袋は、半透明の高密度ポリエチレン袋(スーパーで袋詰めする台の上にあるロール状の半透明のポリ袋)は、130℃まで耐えられます。
    ~100金でも売ってるよ~。
   透明ビニール袋は、80℃でビニールが溶けるので、使用はNGです。』
 
それでは、実際に作り方を説明します。
ご飯の作り方
 計量(紙コップ)カップ黒線に80gのお米、赤線には120ccの水を入れ、あとは好みで①サツマイモ 、②塩コンブ、③梅干しのどれかを入れます。
袋の中の空気を抜くために、袋の口をネジネジした状態のままで上の方の口を縛ります。
そうしましたらポリ袋とタグに名前を書きましょう。
お湯を一度沸騰させた後は、弱火(とろ火=ポコポコと常に鍋底から泡が出ている状態)にした鍋にポリ袋を30分間静かに入れます。

焼きそばの作り方
材料すべてをポリ袋に入れて、カシャカシャとよく混ぜます。
空気は、お米の時と同じように抜いて袋の上の方の口を縛ります。そして、材料を平らにして鍋に入れます。まな板は洗えませんので、材料はキッチン鋏で切ります。
ご飯が出来ましたら、

インスタントみそ汁(みそ玉 小さじ1に乾パン2)の作り方を説明します。
今日は、小袋のインスタント味噌を使います。
ご飯と焼きそばができる間に、本日は、原田防災士が家でポリ袋を使って作った料理を持ってきました。
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   楽しみのメイン試食会       味噌汁の作り方
 ◎サバ缶のキャベツとカレー煮、◎イワシの味噌煮の白菜煮、◎さつまいものレモン煮、
 ◎ホットケーキミックスのおやつをテーブルごとに試食して頂きました。
  “和気あいあいの中で、あまりにも大変な、ご馳走であり参加者より紙コップを持って一杯あればね!と緊張感の中、笑いの声がありました。”
最後にお鍋で
レトルトぜんざいを温めよう。
 災害があった時に甘い物を食べると心がほっこりします。
 今日は、レトルトのぜんざいに栄養満点の乾パンを入れて食べてください。
 常日頃からの備えとして、缶詰・レトルト食品・水・甘い物・ビタミン不足になるので野菜ジュースなどを備えておいてください食事中に、原田防災士から「地震の時の行動10のポイント」を説明して本日の講習会を終了いたしました。  
        ・・・地震の時の行動10のポイント・・・
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~郵便局長会の方々と参加した愛知県防災士会とのスナップ~
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                      文責・写真:阿部 健二

愛知県支部 『災害・避難カード』作成ワークショップ

~災害から命を守る~

日 時:平成31年1月18日(金) 午後1時30分~午後4時30分
会 場:名古屋市商工会議所 会議室5階
主 催:公益財団法人 愛知県シルバーサービス振興会
参加者:約90名
    NPO法人 愛知県防災士会 
講 師:羽田 道信  支部研修委員 本部専門員 防災士
       (藤田医科大学 医療科学部リハビリテーション学科教授)
     ・ファシリテーター
      保坂松男、手塚哲郎、森 千代子、石垣辰夫、宮澤昌嗣、原田友子、
      福島郁恵、阿部健二 (防災士8名)

 この研修は、介護事業所に勤務する方々に対する防災研修講座であり、公益財団法人 愛知県シルバーサービス振興会さまの依頼により、今回で3年連続の講座をNPO法人愛知県部災士会が行いました。
 弱者への介護に携わる方々の法令上の研修に位置づけられており、終了後には受講修了証が授与されました。

 NPO法人愛知県防災士会として日頃は、健常者に対しての研修に特化している中で、社会的弱者を介護される方々への防災研修は初めての試みで、講師を中心に事前の研修を重ね取り組んできたところであります。
 前半は講義による問題提起、後半はグループごとにワークショップで問題に取り組みました。aichi190118-1

   !!真剣な討議の
          ワークショップ!!

   ステップ1~3に沿った個々の
   『災害・避難カード』作成し意見を
   ポストイットに記入 

     
 『災害・避難カード』作成       グループでの討議
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防災士は、グループを担当しファシリテーターとして進行をアドバイス
         グループのまとめの発表
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  堂々として落ち着いた
  発表でした

 





   ① 中日新聞 朝刊掲載(2019.1.19(土) 県内版19面)
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   ② 講師を交えたスナップ
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文責・写真:阿部健二   

愛知県支部 ぼうさいあいち会報19号を発行

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ぼうさいあいちはコチラからご覧ください

<ぼうさいあいち概要>
・新年のごあいさつ
・「歩みは遅くとも、確りと前に進みましょう」
・愛知県防災士会 活動報告
 ①江前講座 ②スキルアップ講座 ③お知らせ
 ④今後の出前講座の予定 ⑤スキルアップ 内部研修の予定
・防災コラム8号 他

愛知県支部 衣浦港危険物専用岸壁荷役統括管理責任者協議会防災研修

―  講演とクロスロードゲーム ―</Div>

日 時:平成30年11月29日(木) 午後3時10分~午後4時50分
場 所:知多半田 市営 CLACITY(クラシティ)3階 会議室
主 催:三洋化成工業(株)衣浦工場 環境保安課
参加者:15名(統括管理責任者協議会会員)
講 師:①講 演 保坂 松男(常任顧問)
   ②クロスロードゲーム(防災気象情報編)
        森 千代子(副理事長 兼 研修委員長)
   参加防災士:宮澤 昌嗣(副研修委員長)
        阿部 健二(事務局長 兼 広報委員長) 

 名鉄電車「知多半田駅」と繋がる高架式の廊下を渡り、徒歩3分くらいの場所に今回の防災研修の会場「CLACITY(クラシティ)(3階)」がありました。
 衣浦港危険物専用岸壁荷役統括責任者協議会の代表者の方が参加されることに伴い「防災・減災」について、専門的見地から対策等を検討されている、いわゆる専門的学識者に対しての研修会を行いました。
 
aichi301129-1☆講 演:「大規模災害に備える」15:10~16:10
 講師:保坂松男常任顧問よりプロジェクタ
ーを使いながら説明を行いまいした。
大きく四つに分類したポイントは、
 ① 我が国の災害発生状況について 
 ② 地域における災害発生について
 ③ 南海トラフ巨大地震について
 ④ 備えについて

aichi301129-2の4項目を配布資料に沿って説明しました。
 ※具体的な説明項目については、以下「別   記」に掲載済み
1時間の講演を「忘災は防災の敵である 備えあれば憂いなし」と講演を結んだところ、
衣浦海上保安署長様より、この言葉を署に持ち帰って全署員に伝えたいとの南海トラフ巨大地震に備える確かな言葉を頂きました。
☆防災気象情報編クロスロードゲーム          16:10~16:50
講 師:森副理事長 兼研修委員長
 本日の参加者15名を3つのグループに分けて、コメンテ―タ―の役割を担う森 千代子より気軽に、そしてゲーム感覚でできるクロスロード防災気象情報編を和気あいあいと始めることができました。
設問に基づき一人ひとりが自分の意思でYes ・Noを決め、グループ内の全員が意思決定をした時にYes・Noカードをそれぞれオープンします。グループ毎に、どのように考え判定が別れたのか結果を尋ね、解説として「判断するポイントとなる気象情報」を各設問ごとに判りやすく説明していきました。
なお、Yes・Noどちらでも1人になった時には、金の座布団カードが貰えるというゲームで、最終の設問が終わった時点で金の座布団カードを多く持っていた方が勝者となります。このゲームには正解は無く、その時の立場と状況下
で、いかに行動すべきかを判断するもので、気象情報の何を見てどのように行動したら良いかを体験してもらうゲームです。
当初、設問10まで準備していたのですが、40分という時間の制約上設問6で終了したところ、参加者から最後まで全部やりたかったと残念がる声も上がり、盛況の内に終了しました。

※クロスロード防災気象情報編とは、防災気象情報の普及啓発を目的に、名古屋地方気象台がチームクロスロードと覚書を締結したうえで作成したもので、その著作権は、名古屋地方気象台とチームクロスロードが共有しています。ゲーム開発時、防災関係団体と気象予報士の団体に「気象情報の理解を深め、防災に役立てる」ことを目的に、このゲームの利用を委託されたものです。

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【別 記】
講 演【具体的説明事項】
・世界の震源分布とプレート       ・世界の主な断層帯
・日本列島周辺のプレートの存在   ・世界と比較する日本の災害
・日本列島の活断層の状況      ・日本列島の地震活動の状況
・地震防災対策強化地域         ・地震防災対策強化地域の指定
・東海・東南海・南海地震の発生状況 ・予想される地震の発生域
・地震の想定震度・東海地震     ・震度分布の詳細・東海地震
・津波の高さ・東海地震       ・東海地震で想定する津波の高さ
・地震の揺れ予測・東南海地震     ・津波の高さ・東南海地震
・主な液状化の地域          ・愛知県の断層帯の概略図 
・知多半島の活断層の分布       ・南海トラフの巨大地震
・南海トラフとは          ・南海トラフ巨大地震の被害想定
・愛知県の被害想定          ・愛知県の震度測定
・地震の揺れとは(震度)          ・東海地震・南海トレフ巨大地震は来るのか
・地震活動の活発化
◎衣浦港の特徴
・堤外地と提内地について        ・過去の教訓と衣浦港の特徴・リスク
・戦時中での地震             ・忘れてはいけない過去の教訓①
・昭和東南海地震の震度状況      ・知多・衣浦地域の震度
・昭和東南海地震を忘れない。     ・忘れてはいけない過去の災害の教訓②
・三河地域の地形図             ・三河地震の震度
・三河地震による死者           ・北海道十勝沖地震のタンク火災
・「津波避難」と「高潮回避」の考え方 ・津波・高潮への対応
・浸水想定区域及び浸水域       ・周辺市町の津波到達時間と想定津波高
・浸水深さ30cmに達する想定時間   ・津波避難の考え方
・避難困難地域について         ・災害に備えて
・イザという時のために           ・自分の命は自分で守る
・企業の防災への備え            ・BCP策定の要点
・最後に「忘災は防災の敵である 備えあれば憂いなし」
・災害は忘れた頃に必ず襲ってくる。   

NPO愛知県防災士会研修会に参加して

井上 有平(愛知県 防災士)

 平成30年11月10日(土)NPO愛知県防災士会日帰研修会に参加させていただきました。
海津市の砂防遊学館、愛西市の船頭平閘門、三重県の川越電力館を訪問し、研修会を実施しました。
 砂防遊学館では、土石流がどのようにして発生するのか特徴を知り、災害から身を守るために必要な情報や避難のしかたを学ぶことができました。

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次の船頭平閘門は、木曽川浸水被害の明治改修工事の歴史を説明いただき、工事のために分離された川を渡る船頭平閘門を見学しました。

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最後に訪問した川越電力館では、これから起こるであろう南海トラフ地震に備え、津波の想定より1.2m高くした堤防の設置、万が一、液化天然ガスが漏れ出した時の対処方法等、非常事態に対応するための防災対策を勉強させていただきました。

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一日の研修を通して、実際の災害被害の状況を聞き、防災取組を直接見ることで、たいへん勉強になりました。災害はいつ起こるかわかりません。私は、郵便局の地域住民を守るために、防災意識を強く持ち、少しでも減災に結びつくよう努力していきたいと思います。

愛知県支部 「災害大国日本の現状」

日 時:平成30年9月13日(木) 15:20~17:00
会 場:名古屋市熱田区 ㈱テクノ菱和 8F会議室
参加者:100名
講 師:防災士 保坂松男(常任顧問)
   実技指導 :手塚哲郎(副理事長)森千代子(副理事長:研修委員長)
   他防災士5名

講 演:「災害大国日本の現状」
1.我が国の災害について    2.地域における地震について
3.南海トラフ巨大地震について 4.備えについて


 保坂松男防災士からパワーポイントにより9月4日の台風21号が25年ぶりに本土に上陸し、全国各地に被害を及ぼした状況を「新たな災害の発生」と題し、更には防災・減災に対する下記事項について解説をしました。

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   災害大国日本の現状を解説する    真剣に受講される社員の皆様
    保坂防災士                    

・忘れる間もなく9月6日震度7の北海道胆振東部地震
・東海、東南海地震による震度状況         
・液状化及び地震による被害の想定(人的被害、家屋の倒壊)
・ 北海道全域にわたる停電によるインフラの崩壊
・ 世界の主な断層帯、地球上の震源の分布、愛知県の断層帯
・日本列島を取り巻くプレート
・南海トラフの巨大地震による東海地域の被害の想定
・東日本大震災は予知できなかった
・企業の防災への備え BCP(事業継続計画)の策定について
・安心は禁物
・いざという時のために
最後に忘災は防災の敵である

 備えあれば憂いなし、災害は忘れた頃に必ず襲ってくると締めくくった。

☆実技 指導 
新聞紙でスリッパを作ってみよう  参加者と一緒に作りました
  次に森千代子防災士により災害時のトイレ対策と新聞紙によるスリッパつくりの説明後、作り方の実技があり、ファシリテーターの会員により作りかたをサポートしました。

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 トイレ対策とスリッパの作        森防災士の説明に聞き
 り方を説明する森防災士        いる社員の皆様 

ロープワーク
 最後に手塚哲郎防災士によるロープワークで自分の身を守るロープの結び方の実習に汗を流しました。
1.はじめに
   ロープワークをやったことのある人は・・・・
2.ロープワークの基本
・災害時の救出・救助用品
・誤って使うと結び目がほどけたり、緩んだり、危険をもたらすこともある。
・しっかり基本を学んで、日常生活で繰り返し、実践すれば、ちょっとした特技になり、災害時・緊急時は命を救う道具となるのがロープであり、ロープワークです。
3.災害時のロープワーク
ロープは、硬く結べば良いというものではなく、「結びやすくて解けにくい」(張力がかかった時に解けない)、そして「解きたいときには解きやすい」ことが基本。
4.実 習
・蝶結び  ・連続止め結び  ・胴もやい結び  ・引きとけ結び
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           ロープワークを説明する手塚防災士
文責・写真:原田 友子

愛知県支部 「南海トラフ巨大地震 予知不能」

   ~突然 襲われる揺れに どう備えるか~

日 時:平成30年11月1日(木) 14:45~16:15
場 所:刈谷市市役所 701研修室(7階)
参加者:刈谷市立 幼稚園園長会18名
講 師:NPO法人 愛知県防災士会 防災士
    櫻井  衛(副理事長 兼 企画委員長)
    加藤 和久(理事 兼 組織委員長)

aichi301101-1 こんなにも早い時期に真新しい刈谷市の市役所に立ち入ることができるとは思ってもみませんでしたが、エレベーターを使って7階の701研修室に入ったところが本日の刈谷市立幼稚園園長会の皆様が防災・減災を学ぶ会場となりました。
 会場を埋め尽くした園長先生方は三列に座られ、櫻井防災士はパワーポイントを使いながら南海トラフ巨大地震に対する備えや地震が起きた場合の危険個所、大切な園児の精神的ケアと園児達がそれぞれの家に帰った時に各々の家庭における対策。そして、地名等過去の津波や地震にかかわる重要な手がかりに触れ、地域密着型データを織り交ぜながら大切なポイントを説明し、園長先生の防災・減災意識を高めていきました。

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パワーポイント使って説明する     真剣に聞き入る幼稚園の園長先生
櫻井防災士

【地震が起きた時の対処】
1. 実践的な「備え」が必要
2. 自らが家族を守る「自助」で生き抜く
3. 突発的に南海トラフ巨大地震が発生することもある
4. 南海トラフ巨大地震が発生した場合の被害状況
5. 海溝型地震の前後に活断層地震続発
6. 猿投―境川断層帯、加木屋―成岩断層帯、伊勢湾断層帯、大府―大高断層帯
7. 3から5分間続く震度6強の揺れにどう対処するか
8. 軟弱地盤地帯は要注意
9. 震度7を生き抜く
【園の防災対策】
1. 園の立地条件に合った防災対策が必要
2. これまでの災害の教訓を活かし発想の転換が必要
3. 大規模災害に備えたタイムライン(防災行動計画)の策定
4. 何故起こったか大川小学校津波被害
5. 園外での安全確保はどうするのか~無駄な被災をさせないために~
6. 身近な危険場所の発堀~子どもと親と一緒に街歩き~
     ブロック塀、ビル街のガラス、自動販売機
7. 外出しているときに揺れたら~住宅地の路上~オフィス街、繁華街~
8. 園の装備、備品のチェック
9. 命を守る「園内での訓練」、「園外での訓練」を頻繁に実施
10. 園に付近住民が避難してきた場合の想定
11. こどものメンタルケア
・援助者が見守り、遊びをうまく行えば、こどもたちは自ら感情をコントロールしていることが実感できる
12.役割を明確化~園長先生が陣頭指揮官~
13.家具固定されていないワースト3
   ①冷蔵庫 ②テレビ ③本棚
・キャスター付き調度品など、もってのほか
14.過去の地震に学ぶ ~巨大地震 9世紀に注目~
15.1943年から1948年の6年間に5回の大地震の発生
16.まず、自分が生き残ること
・そして園児、先生、家族、地域の人と一緒になって災害に立ち向かう
文責・写真:阿部 健二

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日本防災士会は、会員相互のネットワーク構築とスキルアップを支援し、地域防災力の向上に寄与することを基本理念として活動に取り組んでいます。

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