愛知県支部 名古屋市立中央高等学校 防災セミナー
NPO法人 愛知県防災士会は、例年に亘り名古屋市立中央高等学校から防災セミナーの依頼を受け、今年はロープワーク等の防災対策の指導を実施しました。
なお、当高校の先生から受講された生徒さんの感想をしたためた礼状をいただきました。
日時:平成30年9月26日(水)午前10:50~12:40分
場所:名古屋市立中央高等学校教室及び校外
演題:①校内防災探索 講師 櫻井 衛 ファシリテーター 石垣辰夫
②ロープワーク 講師 手塚哲郎 ファシリテーター 加藤和久(防災士4名)
※①・②共2班に分けて2回ずつ実施しました。
参加者:35名(内5名教師)の生徒さんは①②共に
受講されました。
<研修内容>
①校内防災探策
「地震から自身を守るために」
画像による研修20分(教室)
・南海トラフ巨大地震(予知不能)大規模災害発生時の基本的スタンス、自助70%・共助20%・公助10%
・大阪北部地震で小学生が倒れてきたブロック塀で死亡、ブロック塀は危険が多い。家具固定は絶対必要。
・阪神淡路大震災の死亡原因、建物・家具などの下敷で死亡4,831人(75%)・死亡総数6,434人
・ビルの下はガラスが墜ちてくるので危険
・自販機(自動販売機)アンカーボルトで止めてあるが、倒れる恐れがあり危険
・災害救援ベンダーは、無料で飲料水が提供される。こんな優しい自販機もあります。
・最後に本日のキーワード 防災→減災 まず自分が生き残ること。そして友達、先生、家族、地域の人と一緒 に災害に立ち向かうこと。
「校内防災探索」校内外30分
各教室、廊下、トイレ、体育館、テニスコート、図書館等を生徒さんと探索に回る。・廊下などのガラスは、強化ガラスで安全である。
・トイレの鏡は、外れると危険
・図書館の書籍棚の書籍止なし。地震の場合は書籍が散乱する。ゴム等で止めると本の出し入れが不都合になる問題がある。
・当校の家具固定等は、既に完了済。ガラスは全て強化ガラスになっていた。
②ロープワーク
手塚哲郎防災士よりロープワーク実演の説明を行う。
(生徒さんに理解してもらうために、ゆったりとした動作とゆっくりとした話法が基本)

・蝶結び ・引きとけ結び ・巻き結び ・連結止め結び ・鎖結び ・胴もやい結び

・ロープワークの基本の話
・災害時のロープワーク
実技指導で時間をかけて、一人一人と向き合い、右手はこのように左手はこうしてと取り組みが大切です。
全員が出来るまで次に進まない。
椅子を机の上に上げ、巻き結び・引きとけ結びと実技指導を実施しました。
上手に出来た結びは、何度も覚えるまでやることが大切です。
そして、よく出来ましたねと褒めてあげることも大事と痛感しました。
なお、当高校の先生から受講された生徒さんの感想をしたためた礼状をいただきました。
日時:平成30年9月26日(水)午前10:50~12:40分
場所:名古屋市立中央高等学校教室及び校外
演題:①校内防災探索 講師 櫻井 衛 ファシリテーター 石垣辰夫
②ロープワーク 講師 手塚哲郎 ファシリテーター 加藤和久(防災士4名)
※①・②共2班に分けて2回ずつ実施しました。

参加者:35名(内5名教師)の生徒さんは①②共に
受講されました。
<研修内容>
①校内防災探策
「地震から自身を守るために」
画像による研修20分(教室)
・南海トラフ巨大地震(予知不能)大規模災害発生時の基本的スタンス、自助70%・共助20%・公助10%
・大阪北部地震で小学生が倒れてきたブロック塀で死亡、ブロック塀は危険が多い。家具固定は絶対必要。

・ビルの下はガラスが墜ちてくるので危険
・自販機(自動販売機)アンカーボルトで止めてあるが、倒れる恐れがあり危険
・災害救援ベンダーは、無料で飲料水が提供される。こんな優しい自販機もあります。
・最後に本日のキーワード 防災→減災 まず自分が生き残ること。そして友達、先生、家族、地域の人と一緒 に災害に立ち向かうこと。
「校内防災探索」校内外30分

各教室、廊下、トイレ、体育館、テニスコート、図書館等を生徒さんと探索に回る。・廊下などのガラスは、強化ガラスで安全である。
・トイレの鏡は、外れると危険
・図書館の書籍棚の書籍止なし。地震の場合は書籍が散乱する。ゴム等で止めると本の出し入れが不都合になる問題がある。
・当校の家具固定等は、既に完了済。ガラスは全て強化ガラスになっていた。
②ロープワーク
手塚哲郎防災士よりロープワーク実演の説明を行う。
(生徒さんに理解してもらうために、ゆったりとした動作とゆっくりとした話法が基本)





・ロープワークの基本の話
・災害時のロープワーク
実技指導で時間をかけて、一人一人と向き合い、右手はこのように左手はこうしてと取り組みが大切です。
全員が出来るまで次に進まない。
椅子を机の上に上げ、巻き結び・引きとけ結びと実技指導を実施しました。
上手に出来た結びは、何度も覚えるまでやることが大切です。
そして、よく出来ましたねと褒めてあげることも大事と痛感しました。
文責:加藤 和久・石垣 辰夫