愛知県支部 地震発生時の対応と命をつなぐパック・クッキング
開催日時:平成31年1月27日(日) 午前10時~午前12時
会 場:名古屋市熱田区 高蔵コミュニティ―センター
主 催:名古屋市南部地区郵便局長会 熱田部会
参 加 者:熱田区内 高蔵学区在住者 41名
NPO法人 愛知県防災士会
講 師:原田 友子 防災士 (副広報委員長)
・ファシリテーター
保坂松男、手塚哲郎、加藤和久、宮澤昌嗣、
久野 悟、福島郁恵、阿部健二(防災士7名)
冒頭、主催者を代表して名古屋市南部地区郵便局長会 髙羽会長様より「郵便局が地域貢献の一助として高蔵学区の皆様に対し、防災・減災講習会を開催できることへの感謝と今後も地域と郵便局との絆を強いものにとの願いを込められた挨拶」がありました。

高蔵学区の参加者を前に挨拶される髙羽会長
『本日のテーマは、地震発生時の対応と命をつなぐパッククッキングですが、2時間ということで、まず先にパッククッキングを始めます』と原田防災士から前口上があり、その後は、流暢な名古屋弁を交えながらの説明が始まりました。
『本日の参加者は、ほとんどの方が男性で大変心強いです。』と男性人にエールを送り、その後、原田防災士は、突然大きな声で『グラグラッ~ 地震で~す。みなさんどうしますか?』との問いかけに、数秒無言のままの参加者。 熱心に説明する原田防災士
名古屋弁で『今は、誰も立たにやー落ち着いとるねェ~。!!名古屋には、イヤ、ここには地震なんかこーせんわーと思っとる!!』と檄を入れ、被災地でのテレビインタビューに答える人のほとんどが『まさかこんなことになるとは!』、『まさか、自分たちが災害に遭うとは!』と答えていました。
今度は、『今、奥さまは家具の下敷きになって、右腕を骨折しました。家は、無事。さぁ、お父さん!!家族の食事作ってちょうだい』と原田防災士は、男性人に向け言葉を投げかけました。
まず、パッククッキングの基本とは、
① 家族一人ひとりの、好みにあった食事が作れること、
② ご飯、おかず、デザートが一度に一つの鍋で調理できることのメリットを説明し、
参加者の皆様にご理解を頂きました。
災害時の注意点として、
① 水が使えないので衛生面、手で直接食材に触らず、ビニール手袋(無ければポリ袋)で掴むこと。
② 調理に使う時のビニール袋は、半透明の高密度ポリエチレン袋(スーパーで袋詰めする台の上にあるロール状の半透明のポリ袋)は、130℃まで耐えられます。
~100金でも売ってるよ~。
透明ビニール袋は、80℃でビニールが溶けるので、使用はNGです。』
それでは、実際に作り方を説明します。
① ご飯の作り方
計量(紙コップ)カップ黒線に80gのお米、赤線には120ccの水を入れ、あとは好みで①サツマイモ 、②塩コンブ、③梅干しのどれかを入れます。
袋の中の空気を抜くために、袋の口をネジネジした状態のままで上の方の口を縛ります。
そうしましたらポリ袋とタグに名前を書きましょう。
お湯を一度沸騰させた後は、弱火(とろ火=ポコポコと常に鍋底から泡が出ている状態)にした鍋にポリ袋を30分間静かに入れます。
②焼きそばの作り方
材料すべてをポリ袋に入れて、カシャカシャとよく混ぜます。
空気は、お米の時と同じように抜いて袋の上の方の口を縛ります。そして、材料を平らにして鍋に入れます。まな板は洗えませんので、材料はキッチン鋏で切ります。
ご飯が出来ましたら、
③ インスタントみそ汁(みそ玉 小さじ1に乾パン2)の作り方を説明します。
今日は、小袋のインスタント味噌を使います。
ご飯と焼きそばができる間に、本日は、原田防災士が家でポリ袋を使って作った料理を持ってきました。

楽しみのメイン試食会 味噌汁の作り方
◎サバ缶のキャベツとカレー煮、◎イワシの味噌煮の白菜煮、◎さつまいものレモン煮、
◎ホットケーキミックスのおやつをテーブルごとに試食して頂きました。
“和気あいあいの中で、あまりにも大変な、ご馳走であり参加者より紙コップを持って一杯あればね!と緊張感の中、笑いの声がありました。”
最後にお鍋で
④レトルトぜんざいを温めよう。
災害があった時に甘い物を食べると心がほっこりします。
今日は、レトルトのぜんざいに栄養満点の乾パンを入れて食べてください。
常日頃からの備えとして、缶詰・レトルト食品・水・甘い物・ビタミン不足になるので野菜ジュースなどを備えておいてください食事中に、原田防災士から「地震の時の行動10のポイント」を説明して本日の講習会を終了いたしました。
・・・地震の時の行動10のポイント・・・

~郵便局長会の方々と参加した愛知県防災士会とのスナップ~

文責・写真:阿部 健二
会 場:名古屋市熱田区 高蔵コミュニティ―センター
主 催:名古屋市南部地区郵便局長会 熱田部会
参 加 者:熱田区内 高蔵学区在住者 41名
NPO法人 愛知県防災士会
講 師:原田 友子 防災士 (副広報委員長)
・ファシリテーター
保坂松男、手塚哲郎、加藤和久、宮澤昌嗣、
久野 悟、福島郁恵、阿部健二(防災士7名)
冒頭、主催者を代表して名古屋市南部地区郵便局長会 髙羽会長様より「郵便局が地域貢献の一助として高蔵学区の皆様に対し、防災・減災講習会を開催できることへの感謝と今後も地域と郵便局との絆を強いものにとの願いを込められた挨拶」がありました。


高蔵学区の参加者を前に挨拶される髙羽会長
『本日のテーマは、地震発生時の対応と命をつなぐパッククッキングですが、2時間ということで、まず先にパッククッキングを始めます』と原田防災士から前口上があり、その後は、流暢な名古屋弁を交えながらの説明が始まりました。

名古屋弁で『今は、誰も立たにやー落ち着いとるねェ~。!!名古屋には、イヤ、ここには地震なんかこーせんわーと思っとる!!』と檄を入れ、被災地でのテレビインタビューに答える人のほとんどが『まさかこんなことになるとは!』、『まさか、自分たちが災害に遭うとは!』と答えていました。
今度は、『今、奥さまは家具の下敷きになって、右腕を骨折しました。家は、無事。さぁ、お父さん!!家族の食事作ってちょうだい』と原田防災士は、男性人に向け言葉を投げかけました。
まず、パッククッキングの基本とは、
① 家族一人ひとりの、好みにあった食事が作れること、
② ご飯、おかず、デザートが一度に一つの鍋で調理できることのメリットを説明し、
参加者の皆様にご理解を頂きました。
災害時の注意点として、
① 水が使えないので衛生面、手で直接食材に触らず、ビニール手袋(無ければポリ袋)で掴むこと。
② 調理に使う時のビニール袋は、半透明の高密度ポリエチレン袋(スーパーで袋詰めする台の上にあるロール状の半透明のポリ袋)は、130℃まで耐えられます。
~100金でも売ってるよ~。
透明ビニール袋は、80℃でビニールが溶けるので、使用はNGです。』
それでは、実際に作り方を説明します。
① ご飯の作り方
計量(紙コップ)カップ黒線に80gのお米、赤線には120ccの水を入れ、あとは好みで①サツマイモ 、②塩コンブ、③梅干しのどれかを入れます。
袋の中の空気を抜くために、袋の口をネジネジした状態のままで上の方の口を縛ります。
そうしましたらポリ袋とタグに名前を書きましょう。
お湯を一度沸騰させた後は、弱火(とろ火=ポコポコと常に鍋底から泡が出ている状態)にした鍋にポリ袋を30分間静かに入れます。
②焼きそばの作り方
材料すべてをポリ袋に入れて、カシャカシャとよく混ぜます。
空気は、お米の時と同じように抜いて袋の上の方の口を縛ります。そして、材料を平らにして鍋に入れます。まな板は洗えませんので、材料はキッチン鋏で切ります。
ご飯が出来ましたら、
③ インスタントみそ汁(みそ玉 小さじ1に乾パン2)の作り方を説明します。
今日は、小袋のインスタント味噌を使います。
ご飯と焼きそばができる間に、本日は、原田防災士が家でポリ袋を使って作った料理を持ってきました。


楽しみのメイン試食会 味噌汁の作り方
◎サバ缶のキャベツとカレー煮、◎イワシの味噌煮の白菜煮、◎さつまいものレモン煮、
◎ホットケーキミックスのおやつをテーブルごとに試食して頂きました。
“和気あいあいの中で、あまりにも大変な、ご馳走であり参加者より紙コップを持って一杯あればね!と緊張感の中、笑いの声がありました。”
最後にお鍋で
④レトルトぜんざいを温めよう。
災害があった時に甘い物を食べると心がほっこりします。
今日は、レトルトのぜんざいに栄養満点の乾パンを入れて食べてください。
常日頃からの備えとして、缶詰・レトルト食品・水・甘い物・ビタミン不足になるので野菜ジュースなどを備えておいてください食事中に、原田防災士から「地震の時の行動10のポイント」を説明して本日の講習会を終了いたしました。
・・・地震の時の行動10のポイント・・・

~郵便局長会の方々と参加した愛知県防災士会とのスナップ~

文責・写真:阿部 健二