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長崎県支部 トークイベント「3.11.から学ぶ私たちの佐世保」報告

2011年3月11日、あの時あなたは何をしていましたか。


東日本大震災から今年3月で10年が経過しました。
しかし発災から10年が経過し、この震災の影響を受けた地域の方々と影響が少なかった地域方々、また各年代によって自然災害に対しての受け取り方や考え方が異なっていることも多くの調査結果から知ることができます。
私たちが暮らす長崎県もこの震災の影響は比較的少なかった地域と言えます。

その県北に位置する佐世保市で、12月11日(土曜日)トークイベント「3.11.から学ぶ私たちの佐世保」が開催されました。
この震災に所縁のある方々が当時の震災を振り返り、当時の経験談をお話しいただくイベントです。
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当支部の防災士であり、佐世保市危機管理局・防災危機管理専門官でもある大隈隆雄氏も登壇されたため、防災士数名と参加しました。
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福島県から佐世保市へ震災を機に移住をした方からは、発災時から数日をかけて避難するために車で移動するお話は、ドキュメントドラマさながらの臨場感でした。

岩手県盛岡市で被災し、このイベントの会場となった佐世保市博物館島瀬美術センターで現在、学芸員として勤務されている方からは、ご自身で撮影された写真を示しながらお話を伺うことができ、分かりやすかったです。
当時の盛岡市内の様子や被災地でのボランティア活動の様子は、想像でしかなかった災害後の混乱を改めて自分の身に置いて考える機会になりました。
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県南・島原地区から災害ボランティアとして赴くことになった建設会社の皆さんへ同行し撮影を行ったカメラマンさんからは、数々の写真とともにその想いを伺うことができました。
浜辺で行方不明の方を歩いて探しているご家族に遭遇したお話は、押し迫る雲と波の写真にオーバーラップし、津波の恐ろしさを感じました。

佐世保市消防局から被災地へ派遣された職員の方からは、作業記録とその時の気持ちを当時書き残していたという手記をご紹介いただきました。
時折、当時を思い出し、声を詰まらせながらのお話には胸が詰まりました。
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被災地へ向かい、捜索活動をした方々の誰かを救おうとする強い想いに触れ、忘れてはいけないことがあること、伝え続けることの大切さを再確認しました。

これまでの経験談を受け、危機管理局の大隈氏からは、長崎県・佐世保市で懸念される災害や佐世保市の取り組みについての説明がありました。
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災害を意識せずに暮らしている方々が多いなか、あらゆる立場で災害を経験した方達のリアルな声を耳にする機会はとても貴重です。

災害は時間が経過すれば、風化して行くもの。
風化して行くからこそ、忘れないために意識をし「自分ごと」として捉え、考えることが防災・減災へと繋がること行動の第一歩だと感じ、今後防災士として活動していくための糧となる貴重な時間となりました。

◯東日本大震災における佐世保市の取り組み
https://www.city.sasebo.lg.jp/soumu/soumuk/taiojokyo/index.html

                  【報告書作成:女性局長 渋谷 香奈】

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日本防災士会は、会員相互のネットワーク構築とスキルアップを支援し、地域防災力の向上に寄与することを基本理念として活動に取り組んでいます。

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