兵庫県支部 第5回防災士シンポジウム in KOBEの開催報告
第5回防災士シンポジウム in KOBEの開催報告

第5回防災士シンポジウムを下記の様に開催いたしました。
来賓には、財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構特別顧問の貝原俊民氏、初め国会・県会・市会議員や各自治体防災関係者にご出席いただき、また全国の防災士、近畿地区の郵便局長、神戸市防災福祉コミュニティ、防災関係企業や住民の方々が参加いただきました。 約400名の参加者が集う中、大石伸雄理事長が主催者として挨拶させていただき、続いて来賓紹介、来賓代表として貝原俊民氏が防災士誕生について熱い思いを述べられました。 基調講演では、「阪神・淡路、東日本の教訓を南海トラフ巨大地震対策へ」 と題して、神戸消防局予防部長の松山雅洋氏に講演いただきました。阪神淡路大震災の時には救急の係長、東日本大震災の時は危機管理室長をされており現場を知り尽くした非常に示唆に富んだお話でした。最後に、防災士に期待することも列挙頂きました。 休憩の後、「巨大地震に備えて、地域防災力向上に向けた取り組み ~防災士の役割~」と題してパネルディスカッションを行いました。 初めにコーディネーターから趣旨と大災害の歴史と教訓や中央防災会議から発表された「南海トラフ巨大地震対策について最終報告概要」について説明があり、続いて防災士会の現況や活動について説明がありました。 その後、各パネリストの方々からそれぞれの取り組みを伺い、震災の教訓の伝え方・活かし方、地域コミュニティとの連携の仕方など発言いただき、まとめとして防災士に期待されることについて語られました。 終わりに泰地英雄実行委員長より閉会の挨拶があり幕を閉じました。 開場前の通路では、防災士会をはじめ自衛隊、気象台、県民局、消防局や防災関連の協力企業等が展示ブースを設けて好評でありました。 これほどの成功裏に開催できましたのも関係の皆様のおかげと感謝いたしております。
― 記 ―
・ 開催日時 平成26年2月2日(日) 11:30~16:30
・ 場 所 神戸学院大学ポートアイランドキャンパス 大講義室
・ 次 第 11:30 受 付 ー展示コーナー
12:30 開 場
13:00 開 会 主催者挨拶・来賓紹介・来賓祝辞
13:25 基調講演 「阪神・淡路・東日本の教訓を南海トラフ巨大地震対策へ」
松山 雅洋 氏(神戸市消防局予防部長)
14:20 休 憩
14:40 パネルディスカッション「巨大地震に備えて、
地域防災力向上に向けた取り組み」
コーディネーター 大石 伸雄 (兵庫県防災士会理事長)
パネリスト 北後 明彦 氏(神戸大学都市安全センター教授・学術博士)
村田 昌彦 氏(人と防災・未来センター研究部長)
嬉野喜八郎 氏(神戸市和田岬校区防災福祉コミュニティ会長)
野村 勝 氏(神戸市新長田安心・
安全コミュニティ会長・防災士)
16:25 閉会挨拶 泰地 英雄 (実行委員長、神戸・淡路地域担当理事)
16:30 閉 会


開会前の会場 舞台担当の打ち合わせ 基調講演(神戸消防局予防部長 松山雅洋氏)


パネルディスカッション パネルディスカッション
【展示コーナー】
・神戸地方気象台 ・自衛隊兵庫地方協力本部 ・兵庫県神戸県民局 ・神戸市消防局
・神戸市立科学技術高校 ・大阪府焼菓子協同組合 ・コベルコビジネスサポート株式会社
・日本損害保険協会 ・株式会社ジオナ(賛助会員) ・株式会社ネストジャパン(賛助会員)
・特定非営利活動法人兵庫県防災士会


神戸地方気象台 自衛隊兵庫地方協力本部


神戸消防局 日本損害保険協会


コベルコビジネスサポート株式会社 株式会社ジオナ


株式会社ネストジャパン 特定非営利活動法人兵庫県防災士会