茨城県支部 女性部の災害時料理教室
女性部の災害時料理教室
NPO法人茨城県防災士ネットワーク
女性部が設けられてから最初の行事として、去る1月12日(日)水戸市福祉ボランティア会館内(ミオス)において、料理教室『乾物が一番の非常食』を開催した。東日本大震災により、福島県からつくば市に避難されてきて現在もなお避難生活を送られている須江多恵子先生を講師として迎えてご指導いただいた。
研修会ではライフラインが寸断したことを想定し、卓上用カセットコンロを使用。また材料としてペットボトルの水、白米、乾物類(昆布茶、干し椎茸、高野豆腐、乾燥野菜フレーク、とろろ昆布、鰹節、等)を使い、お米も土鍋で炊いた。
献立は「乾物の炊き込みご飯と白飯」、「高野豆腐のから揚げ」、「じゃがいもフレークサラダ」その他1~2品を作った。また水の節約を意識して、紙を使った使い捨てお皿の作り方も合わせて学習し、そのお皿に盛りつけた。
試食の時間、大震災時の先生の体験談を聞きながら全員で貴重な時間を共有する事が出来、有意義な研修会であった。
なお、このような研修を来年度も続けて行う予定である。

火加減はどうかな?

自家製の紙皿に盛りつけられた本日の成果

土鍋で作った炊き込みご飯

先生の談話を聞きながらの試食会