茨城県支部 茨城県警察本部防災講演実施報告
茨城県警察本部防災講演実施報告
茨城県防災士ネットワーク
副理事長、広報機関紙部長
高橋 茂
このたび、茨城県警察本部警備部警備課殿より「災害にかかわる教養」講座における講師の派遣依頼があり、下記要領にて実施しましたので報告します。
講演日時 ; 平成26年6月17日 午後0時50分~午後2時10分
開催場所 : 茨城県警察学校研修センター
内 容 : 災害時要援護者対策及び災害時の女性の役割
受講者 : 茨城県警察本部等警察官 約20名
当ネットワークでは、上記依頼内容に沿って「災害時要援護者対策」については益子さや子専務理事を、また、「災害時の女性の役割」については阪神淡路大震災の実体験者でもある永倉喜代副エリア長の2名を派遣し講演を行った。
講演では、年齢が20代から50代という幅広い警察官の方が受講された。この中に2名の女性警察官が参加しており、「身近な内容で判り易かった」との感想をいただいた。
また、質疑応答の中で「災害現場で警察官ができることは?」との質問があり、マスコミ等のメディアからは報道されなかった現場の生の実態等についていくつか紹介したが、この時の受講者の目の輝きが印象的だった。このことより、いかに受講者目線(何を聞きたいか、望んでいるか)が重要かつ大切であるかを、あらためて強く感じた。今後の講演活動に生かして行きたい。

永倉喜代防災士

益子さや子防災士

熱心に受講される警察官のみなさん