千葉県支部 「親子防災学習」における講演と実技指導
NPO法人千葉県防災士会
理事 浅野幸輝
「親子防災学習」における講演と実技指導
千葉県防災士会では、木更津市文京公民館からの要請による「夏休みボランティアスクール親子防災学習」を行いました。
日 時 平成26年7月29日(火) 10:00~12:00
場 所 木更津市文京公民館
研修名 「夏休みボランティアスクール親子防災学習」
内 容 東京湾北部地震被害想定から、「災害から命を守る」ための講演を「千葉県地域防災計画概要版(千葉県防災危機管理部発行)」を使い、自助・共助の必要性、公助の重要性等を講演。「生活用品を活用した災害時に役立つ防災グッズの作成と展示」、「液状化現象の実験」「簡易ランタンの作成」「身近な物を使った応急措置・応急担架作成」「搬送法」等の実技指導を行い、参加者に防災活動に関する理解を深めさせた。
参加人数 約100名
参加防災士
NPO法人千葉県防災士会(敬称略) 川崎 隆克
佐藤 修一
浅野 幸輝
冒頭、川崎防災士より「防災士とは」設立の経緯、東日本大震災の概要、防災訓練の必要性について説明を行った。



【佐藤防災士による講演】
佐藤防災士による、東京湾北部地震被害想定から「命を
守る」ために、「自助」「共助」の必要性、「公助」の重要
性等について、講演。

石膏ボードを使った、家具等の固定方法
「液状化現象」の実験
特に、最近の家は石膏ボードが多く使われているので、参
加者の皆さんも大変興味を示していました。
また、液状化現象にも驚いていた。(木更津市は埋立地
が多い。)


【実技指導】
毛布を使った「搬送法」
竹竿と毛布での応急担架
子ども達は興味深々でした。

一人搬送を中心に、徒手搬送法を指導し、子供達や保護
者に体験してもらいました。

身近にある物を使った応急措置の指導
スーパ―のレジ袋、雑誌、サランラップを使った腕の骨折時の応急措置

ストッキングを使った、腕の骨折時、頭部損傷時の応急措置
子ども達はワイワイ言いながらも興味深々です。

川崎防災士より、キャンプや避難小屋作成に役立つ
「角縛り(十字架縛り)の方法を教えてもらいました。
その他にも、テッシュとアルミホイル、サラダ油を使った簡易ランタンの作成を参加者皆さんで防災士の指導のもと行いました。
参加者の感想
大変役にたちました。こんなに身近にある物で応急手当てが出来たり、普段何気なく見て、使っているものでも工夫することによって、いろいろと使い道があるんだなぁと感心しました。
以上