兵庫県支部 ジュニア防災スクールで避難所体験
東播エリア
ジュニア防災スクールで避難所体験
待ちに待った夏休みも始まり、セミの声にも負けないくらい元気な小学生約100名が避難所体験をしました。阪神淡路大震災からもうすぐ20年を迎えるにあたり、震災を知らない子供たちと、震災の記憶が薄くなりつつある保護者の方々が、防災・減災について学び「自分たちに出来ることは何か」を楽しみながら考える2日間となりました。
-記-
【日 時】 平成26年7月26日(土)・27日(日) 10:00~16:00
【場 所】 明石市防災センター
【内 容】 1.考える防災教室(大阪ガス提供)
2.明石市防災センター体験・見学
(消火体験・煙避難体験・地震体験・防災シアター・消防司令室見学)
3.非常食「アルファ化米」にて昼食
4.段ボールベッドの作成・強度実験
5.新聞で身の回りのものを作ろう(新聞スリッパ・箱など)
6.非常持ち出し品ゲーム
7.安否札工作


非常食の試食など初めて体験する子供も多く、アレルギー対応などの問題もありましたので家族にあった備蓄品の選び方などを勉強した。段ボールベッドは、子供たちも不安でいっぱいでしたが、25名の子供たちが次々とベッドに乗り、強度を確かめ合った。開催が夏休みということもあり、工作の宿題も兼ねて安否札を作成。表は表札やウエルカムボード、インテリアとして使用出来、避難の際には裏の安否札に変えて玄関に取り付けできるよう工夫しながら楽しんで取り組んでいました。
この防災スクールの体験をもとに、自分で考えイメージを膨らますことによって、どんな状況にでも対応できる強い子供に育ってほしいです。参加された子供や保護者の方々からは、「来年もありますか?」「次も是非、参加したい!」との声もありましたので、今後も引き続き体験型のイベント企画を進めていきたいと思います。ご協力いただいた関係者の皆様ありがとうございました。
(横山 恭子)
特定非営利活動法人兵庫県防災士会
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