広島県支部 支部会報69号を発行
広島県支部会報第69号を発行
県北の庄原市で自主防災訓練を実施
日時:2014年8月31日(日)8時45分~14時30分
会場:庄原市・北自治振興センター
講師:広島県自主防災アドバイザーの今田良造防災士などが担当

各グループに分かれて災害図上訓練(DIG)を実施。活発な意見が交わされた(庄原市・北自治振興センターで)
今回の訓練の目的は、平成22年7月16日、庄原市に甚大な被害を もたらした「庄原ゲリラ豪雨」など、近年の局地的な豪雨によって尊い生命が失われており、それらの災害にどのように立ち向かうか……自分たちが住む地域をよく知り、いざという時のための研修・訓練である。
参加は自治会長、交通防災防犯部員、高齢者福祉部、社会福祉部、女性部、ふれあい給食調理班、消防団などであった。

身近な地域の災害に、どう対応するか、協議は真剣だ
午後9時から防災マップとは何か、なぜ必要なのかについて講義を行い、次いで防災マップ作りのためのDIG 研修(初級~中級)を実施。その後に熱意あふれる「まとめ」の発表・意見交換が行われた。広島県・消防保安課の古川昇平氏からは「実りある良い研修でした」との感想も。
昼食は「炊き出し」訓練を兼ね、午後からは通報・避難・初期消火の訓練、被災者・要支援者の避難要領(搬送方法・応急担架作成法)について訓練が行われた。「自分自身、防災士として、とても貴重な訓練の経験でした」と今田防災士。県北の地から、防災への熱い意気込みが伝わってくる。