兵庫県支部 中学校全校一斉防災訓練
東播エリア
中学校全校一斉防災訓練
昨年より高砂市立荒井中学校の防災教育アドバイザーとして防災士が活躍。1年間を通して防災講義や防災訓練、教員の防災研修支援などを行っている。中学校生活の3年間で防災の基礎を学んでほしいという学校側の要望もあり、災害前から被災後まで中学生に出来ることをその場で一緒に考え意見を出し合いながら、約600名の生徒と教職員とが一体になって訓練を進めている。
-記-
【日 時】 平成26年9月26日(金) 13:20~15:20
【場 所】 高砂市立荒井中学校 (兵庫県高砂市荒井町)
【内 容】 1年生「災害前研修」土嚢づくり・ロープワーク
2年生「発災時研修」救急搬送・応急手当訓練
3年生「被災後研修」避難所開設運営図上訓練


1年生 土嚢づくり


1年生 ロープワーク


2年生 救急搬送法


2年生 応急手当訓練


3年生 避難所開設運営図上訓練
25年度は、阪神淡路大震災の日にあわせて1月17日に全校一斉訓練を実施したが、3年生が受験前ということとノロウイルスが流行していたことにより、26年度は9月に実施。2年生の応急手当も昨年は三角巾を使用しての訓練でしたが、日ごろ三角巾を持ち歩いていないことから、身近にあるものを使用しての訓練に切り替え、制服のネクタイやベルト、タオルなどで試行錯誤しながらどのようなものが有効なのかを体験した。避難所運営など中学生には難しい内容かも知れませんが、避難所となる学校のことを普段から一番よく知っている生徒達が知恵を出し合い、災害時に教職員の補助に入れるよう意識づけることが出来た。
今年も平日にも関わらず、17名の防災士が参加していただけ、地域のリーダーとしての心構えや体験談などを交えた講義が出来た。参加された防災士の皆様、ご協力ありがとうございました。
(文責 横山恭子)
特定非営利活動法人兵庫県防災士会