兵庫県支部 乃井野自主防災組織 初の防災訓練
西播エリア
乃井野自主防災組織 初の防災訓練
兵庫県が阪神淡路大震災20年事業として実施している県民総参加減災キャンペーン「自主防災組織への支援制度」を利用して、初めて防災訓練を企画した自主防災組織を消防機関と防災士が協力して支援しました。
-記-
【日時】平成26年10月26日(日)9:30~13:00
【場所】兵庫県佐用郡佐用町乃井野 乃井野倶楽部
【内容】 9:30 避難訓練
避難者名簿作成
10:00 開会あいさつ
スタッフ紹介 ・ 訓練説明
10:10 水消火器による初期消火訓練(消防団)
救命講習(消防職員)
段ボールベッド組み立て(防災士)
非常持ち出し品、備蓄品説明(防災士)
丹波市豪雨災害パネル展示(防災士)
炊き出し訓練(自治会)
11:30 搬送法訓練(防災士)
子ども対象 ぼうさいダック・紙食器づくり(防災士)
12:10 非常食試食




5年前の県西・北部豪雨災害で被災した佐用町は、この5年間の間に自助・共助の町づくりを推進し、自主防災組織の立ち上げに力を入れてきた。
今春に発足したばかりの乃井野自主防災組織では、初めての防災訓練ということもあり、企画段階から防災士が入って支援を続け、訓練内容も、様々な年齢層を考え、就学前の子供から高齢者まで全員が体験できるように工夫された。
訓練指導は、地域の防災力を強化するために、消防署や消防団とも連携し、当日は役割分担を決め、それぞれの立場から住民の指導に当たった。この日、指導にあたった防災士は、5年前に自らが豪雨被災経験をもつ地元防災士や、記憶に新しい丹波市豪雨災害の被災地で活動した現場を知る防災士3名にて行った。
(文責 竹平元則)
特定非営利活動法人兵庫県防災士会

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