兵庫県支部 震災20年 広域防災センター開設10年「実戦デモ」開催
阪神淡路大震災から20年を迎えるにあたり、兵庫県の災害時広域防災拠点でもある兵庫県広域防災センターにて、消防・警察・自衛隊の実戦デモンストレーションが行われた。
北グラウンドでは、防災に関する活動や事業に取り組んでいる関係機関による展示ブースなどが賑わい、地域住民への啓発活動をはじめとして関係機関とのより一層の連携も深めることが出来た。
-記-
【日 時】 平成26年11月30日(日) 10:00~14:00
【場 所】 兵庫県広域防災センター (兵庫県三木市志染町御坂1-19)
【主 催】 広域防災センター実戦デモ実行委員会
(兵庫県広域防災センター、兵庫県下消防長会、兵庫県園芸・公園協会)


グラウンドでは、宿営訓練・救助訓練・物資搬送訓練等が行われ、緊迫感漂う本格的な救出作業が続き、訓練棟では救助訓練・医療連携訓練・炊き出し訓練等で命を守る最前線の訓練が行われた。
訓練途中に見学者が救急搬送されるというリアルな緊急事態に一時騒然となったが、参加機関の見事な連携で事なきを得た。
展示ブースでは、18団体それぞれが日頃の防災活動を紹介したり体験コーナーを設け、家族連れで賑わった。兵庫県防災士会は、「非常持ち出し品ゲーム」と「ちびっこ救助隊」を目玉とし、子供を通して保護者に防災意識を持ってもらえるよう指導し楽しんで覚えてもらった。他にも丹波市豪雨災害のパネル展示等をし、自然のありがたさと怖さを知っていただき、どこにでも起こりうる災害に備える方法を知ってもらえた。
参加した15名の防災士も、なかなか見ることが出来ない世界最大の実大三次元振動破壊実験施設「E-ディフェンス」の施設見学や、緊迫した実戦デモを間近で見ることが出来、防災士自身の意識向上も図ることが出来た。
以上
(文責 横山恭子)
(文責 横山恭子)
特定非営利活動法人兵庫県防災士会
