高知県支部 災害対策講座で防災品づくりを指導

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災害対策講座で防災品づくりを指導しました。
高知生活協同組合連合会 生協組合員災害対策講座「防災士さんに学ぶ 災害時の知恵袋」が平成27年3月7日高知市内の“コープかもべ”で開催されました。日本防災士会高知は3人の防災士で講座の後半を担当し、身の回りのもので作る災害対策品の製作指導等を行いました。受講者は約15人、全員女性で、大変積極的に取り組んでいただきました。
製作したのは、新聞紙を利用した「新聞スリッパ」、ダンボール箱で「簡易トイレ」、ビール缶で「ランタン」、加えて針金ハンガーを利用した「トイレットペーパーホルダー」も紹介しました。
その後、昼食用炊飯の準備に入りました。卓上コンロと鍋(水入り)を準備し、非常用炊飯袋に米と水を入れて口を縛り、鍋に投入しました。参加者の皆さんは、米と水を袋に入れるときは慎重に、中の空気の追い出しと口を縛るときには不安を抱きつつ、そして出来上がりに期待をされていました。さらに、切った野菜、ツナ、調味料、卵を一緒に袋に入れて混ぜたものを鍋に投入しました。これが、オムレツに変化しました。
炊飯が完了するまでの間に、「毛布担架」の作り方及び搬送の仕方を体験してもらいました。男性の防災士を6人で持ち上げ、移動してみました。そして毛布のたたみ方も実演しました。
こうした実技等が完了した頃、ご飯などができました。上手に炊きあがったご飯とオムレツ、会員が持参したお漬物などで美味しい昼食をいただきました。出来上がったオムレツにケチャップで“防災士”と描いていただきましたが、食べるのが惜しいくらいでした。