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東京都支部 東北視察勉強会

東京都支部 支部長代理 松井正雄

宮城県牡鹿郡女川町野々浜で行われた、
「1000年後の命を守るための津波避難訓練」と「いのちの石碑披露式」に参加しました。

 この津波避難訓練は、「いのちの石碑プロジェクト」の高校生が企画・実行したもので、訓練の趣旨説明から進行まですべて高校生によって行われました。

「いのちの石碑プロジェクト」は、311で被災した女川町の,中学校の入学式を間近に控えた当時小学校六年生だった生徒達が中心となり、3年間考え、実行したプロジェクトです。
それは、女川町内の21の行政区に1つずつ「いのちの石碑」を建立し、千年先まで今回の悲劇を伝承し、将来の人々の命を守る礎としようというものです。
いのちの石碑プロジェクト http://www.inotinosekihi.com/

1 開催日時:平成27年7月19日(日)
2 開催場所:宮城県牡鹿郡女川町野々浜
 ⑴ 避難訓練  午前10時00分~10時50分
 ⑵ 石碑披露式 午前11時00分~11時50分

~ 記 ~

 参加のきっかけは、防災コミュニティネットワーク(通称BCN)の代表で防災士の青木信夫さんが、3.11の震災直後から今も支援活動を続けていて、いのちの石碑プロジェクトの関係者からお話を頂き、5月に一度「東北視察勉強会」に同行したことのある、東京都支部にお誘いがあったものです。
 東京都支部からの参加者は、私のほかに、多摩ブロック代表の岩波信行さん、同副代表の立田雅久さんの3名でしたが、BCN,千葉県北部支部、江戸川区支部などからの参加を含め総勢13名、地元の人や関係者を合わせると約50名の参加者となりました。
 また、マスコミ関係者もNHK,河北新報など5社が取材に訪れ、津波避難訓練と石碑披露式の様子はテレビや新聞で大きく紹介されました。

津波避難訓練の概要
 地域外からの参加者は、観光客として避難者を演じ、地元の人たちに交じって避難します。
 訓練の内容はシンプルなものでしたが、非常に実践的で、今までに体験したことのない斬新なものでした。
 ルールは、一つだけ。
 地震発生の合図があったら、個人でもグループでもかまわないので、避難する場所を自分たちで決めてそこへ避難する。これだけのことですが、まとめがユニークなものでした。
 参加者全員の避難が完了すると訓練は終了で、訓練場所から10分ほど離れた、いのちの石碑披露式の会場へ移動します。そこで進行役の高校生から、『皆さんが避難した場所を選んだ理由と避難した感想を聞かせてください。』と聞かれ、マイクを向けられるままに参加者の一人が話し終えると、今度は『それでは、実際に被災した地元の人の話を聞きたいと思います。』と、地元の人からは『そこはダメだ。みんな流されたところだ。』と当時の様子を聞くことができ、自分の判断が、詳細に検証できる流れになっていました。
 訓練会場が、被災地ならではのことかもしれませんが、今回行われた訓練の考え方については、大いに参考とするところがありました。
 多摩ブロック代表の岩波信行さんが、防災士のユニホームを着ていたこともあり、主催者側で答えられなった参加者からの質問にコメントを求められ、いくつか模範解答を紹介して頂き防災士としての役割も果たすことが出来ました。

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左から、松井、岩波、立田、中村(千葉県北部支部)
河北新報
 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150720_13017.html
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Author:日本防災士会
日本防災士会は、会員相互のネットワーク構築とスキルアップを支援し、地域防災力の向上に寄与することを基本理念として活動に取り組んでいます。

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