愛知県支部 クロスロード防災気象情報編を体験
日本防災士会愛知県支部では、「クロスロード防災気象情報編」の体験会を下記の通り開催することができました。
クロスロードの防災気象情報編は、名古屋地方気象台がクロスロードの著作権を有する「チームクロスロード」と覚書を締結したうえで、防災気象情報の普及啓発のために作成したものです。この防災気象情報編を広めるために、本支部会員を対象とした気象台による体験会が行われましたのでその概要を紹介します。
日時 : 平成27年8月3日(月)午後1時~3時
場所 : 東特会館 4階会議室
参加者: 愛知県支部会員 30名
講師 : 名古屋地方気象台 調査官 向井利明氏 (愛知県支部会員)
名古屋地方気象台 統括予報官 永井佳実氏
当日はクロスロードを経験または知っている会員と、今回が初めてという会員の30名が入り混じり、グループ分けしてテーブルにつきました。皆一様に「防災気象情報編」は初めてのため、大きな期待と興味をもって臨みました。
はじめに、クロスロードの目的やルール、そして進行方法などを学んでから、既存のクロスロード問題を1問出していただき、進め方を練習しました。
イエス・ノーのカードの出し方、青色と金色座布団カードの取り方を知り、自分の意見をグループ内で発表してその理由も伝える、よい訓練になりました。
台風が近づいてくるときの対応・暴風雨警報のこと・土砂災害危険地域のこと・竜巻の注意情報のことなど、気象情報を正しく理解して行動を起こしていく時のことが問われていました。
その時・その場所・その立場で条件は変わってきますが、講師の丁寧な説明と解説により、参加者は一つ一つ頷きながら、気象情報の持つ意味と重要さを実感しました。
当日の参加者が記入したアンケート集計結果が講師から届きましたので、ここに少し紹介します。(0%回答は割愛)
1、 クロスロードの予備知識や経験について
・ 主催者側になったことがある 11% ・ 体験したことがある 19%
・ 聞いたことはある 26% ・ 聞いたことがなかった 44%
2、 本日の体験会は楽しかったか
・ 楽しかった 96% ・ やや楽しかった 4%
3、 クロスロードに関心を持ったか
・ 関心を持った又は関心が増した 79% ・ 少し関心を持った 21%
4、 クロスロード防災気象情報編の今後の開発活動への活用意向
・ 活用してみたい 58% ・ できれば活用してみたい 42%

5、 体験会に参加しての自由記述意見(抜粋)
・ 大変参考になった。
・ 川、土砂災害はあまり体験がないが、考える時間があって楽しかった。
・ 気象情報の用語と、背後にある問題が何かを学習したい。
・ 浸水、土砂災害の危険のないところに住んでいるため、危機感がないが
これから伝えていく立場として、気象庁のホームページをチェックしたいと思った。
・ 名古屋地方気象台の担当者の気象情報の中身の説明が非常に良かった。
・ 防災気象情報についていろいろなことが分かった。
・ 楽しく考えること、判断すること、説明することを学べた。普段聞きなれている気象
用語も改めて解説していただけて良かった。
・ 気象情報の収集、活用方法についてトレーニングしておく必要があると思
った。大変勉強になった。ありがとうございました。
このアンケート結果から、参加者はそれぞれに楽しんで、有意義の内に体験できたと思えます。これは気象情報に対する知識や学習の幅が広がることにもつながります。
防災気象情報編は、本支部の今後の啓発活動に使わせていただけることになりました。
名古屋地方気象台の皆様方に感謝しつつ、新しい防災気象情報編を私たちが活用させていただけることに、大きな喜びと自信を持つことができました。
今後はなお一層、気象情報の見方・伝え方を学びながら、日々研鑽を続けて、地域の方々に楽しく分かりやすく伝えていく活動を推し進めていきます。
クロスロードの防災気象情報編は、名古屋地方気象台がクロスロードの著作権を有する「チームクロスロード」と覚書を締結したうえで、防災気象情報の普及啓発のために作成したものです。この防災気象情報編を広めるために、本支部会員を対象とした気象台による体験会が行われましたのでその概要を紹介します。
日時 : 平成27年8月3日(月)午後1時~3時
場所 : 東特会館 4階会議室
参加者: 愛知県支部会員 30名
講師 : 名古屋地方気象台 調査官 向井利明氏 (愛知県支部会員)
名古屋地方気象台 統括予報官 永井佳実氏
当日はクロスロードを経験または知っている会員と、今回が初めてという会員の30名が入り混じり、グループ分けしてテーブルにつきました。皆一様に「防災気象情報編」は初めてのため、大きな期待と興味をもって臨みました。

イエス・ノーのカードの出し方、青色と金色座布団カードの取り方を知り、自分の意見をグループ内で発表してその理由も伝える、よい訓練になりました。
<講師の解説>
防災気象情報編は設問が10問ありました。台風が近づいてくるときの対応・暴風雨警報のこと・土砂災害危険地域のこと・竜巻の注意情報のことなど、気象情報を正しく理解して行動を起こしていく時のことが問われていました。
その時・その場所・その立場で条件は変わってきますが、講師の丁寧な説明と解説により、参加者は一つ一つ頷きながら、気象情報の持つ意味と重要さを実感しました。
当日の参加者が記入したアンケート集計結果が講師から届きましたので、ここに少し紹介します。(0%回答は割愛)
1、 クロスロードの予備知識や経験について
・ 主催者側になったことがある 11% ・ 体験したことがある 19%
・ 聞いたことはある 26% ・ 聞いたことがなかった 44%
2、 本日の体験会は楽しかったか
・ 楽しかった 96% ・ やや楽しかった 4%
3、 クロスロードに関心を持ったか
・ 関心を持った又は関心が増した 79% ・ 少し関心を持った 21%
4、 クロスロード防災気象情報編の今後の開発活動への活用意向
・ 活用してみたい 58% ・ できれば活用してみたい 42%


(写真はすべて名古屋地方気象台の提供による)
5、 体験会に参加しての自由記述意見(抜粋)
・ 大変参考になった。
・ 川、土砂災害はあまり体験がないが、考える時間があって楽しかった。
・ 気象情報の用語と、背後にある問題が何かを学習したい。
・ 浸水、土砂災害の危険のないところに住んでいるため、危機感がないが
これから伝えていく立場として、気象庁のホームページをチェックしたいと思った。
・ 名古屋地方気象台の担当者の気象情報の中身の説明が非常に良かった。
・ 防災気象情報についていろいろなことが分かった。
・ 楽しく考えること、判断すること、説明することを学べた。普段聞きなれている気象
用語も改めて解説していただけて良かった。
・ 気象情報の収集、活用方法についてトレーニングしておく必要があると思
った。大変勉強になった。ありがとうございました。
このアンケート結果から、参加者はそれぞれに楽しんで、有意義の内に体験できたと思えます。これは気象情報に対する知識や学習の幅が広がることにもつながります。
防災気象情報編は、本支部の今後の啓発活動に使わせていただけることになりました。
名古屋地方気象台の皆様方に感謝しつつ、新しい防災気象情報編を私たちが活用させていただけることに、大きな喜びと自信を持つことができました。
今後はなお一層、気象情報の見方・伝え方を学びながら、日々研鑽を続けて、地域の方々に楽しく分かりやすく伝えていく活動を推し進めていきます。
愛知県支部 研修委員長 森千代子