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愛知県支部 身につけよう!予防・減災のための安全救急法

講 師  藤 田 保 健 衛 生 大 学
医療科学部・リハビリテーション学科
教 授  羽 田 道 信  

 日 時  第一回 平成27年 7月 19日(日)
       第二回 平成27年 8月 30日(日)
 場 所  東特会館 4階会議室
 参加者 20名
 
 防災士会愛知県支部では,防災アドバイザー(専門員)でもある羽田道信氏をお招きし,平成26年から救命処置、AEDの使い方、ロープワーク等の研修を行って参りました。
 平成27年度は表題のように、2日間を設け行いました。 
 ★ 第1回目 ① 手当の基本 ② 一次救命処置 ③ 三角巾法(取り扱い方)
傷病者に対しバイスタンダー(救急現場に居合わせた人)の重要性・レジリエンス(自己治癒力)をいかに引き出すか・PFA(心理的応急処置)等について学びました。
 
 ★ 第2回目 ①三角巾法 (包帯・固定・吊り) ②搬送法 (徒手搬送・担架搬送)
三角巾法では、三角巾の基本である吊り・包帯・固定を行い、また別に何処にでもあるストッキングで三角巾と同じ事が出来る方法を行いました。腕を吊るにも三角巾では2本必要なところ、ストッキングでは1足で対応出来ること、頭の固定もしっかり固定出来る等、ストッキングは足2本分あるので、上手に利用すれば体幹固定等利用範囲がとても高い等興味深い事でした。
     
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 搬送法では1人で救助者の負担を軽くして搬送する方法。2人で、複数(ヒュウマンチェーン)で毛布、または担架で、応用担架等も行い、それぞれ搬送する傷病者が不安を感じないよう、搬送者も楽に、安全に行える方法などを研修しました。

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 参加者の方々もそれぞれペアを組み、お互い三角巾、ストッキングで頭、腕を吊ってみる等、出来た!ワー!!など笑い声も混じり、感嘆の声が上がっていました。
 心停止の傷病者やその危機にひんしている傷病者を救命し社会復帰に導く為に防災士として、自信をもって行えるように、自分の地区へ帰り活動したいと思います。
 また、それによって自分自身も何かあった時には助けて頂けるのかもしれません。

愛知県支部 研修副委員 原 美佐子

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日本防災士会は、会員相互のネットワーク構築とスキルアップを支援し、地域防災力の向上に寄与することを基本理念として活動に取り組んでいます。

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