愛知県支部 研修会「・・・いま熊本地震が起きたら・・・」
東海市社会福祉協議会主催 参加12名
講 師:櫻井 衛 ファシリテーター: 加藤(和)、保坂
講 師:櫻井 衛 ファシリテーター: 加藤(和)、保坂
東海市しあわせ村で平成28年8月26日、金曜日開催されました愛知県支部の研修会に参加しました。
当日は、大変暑い日でした。
13:00~16:00の前半はパワーポイントによる説明により「・・・いま熊本地震が起きたらという・・・」テーマにより講義が始まりました。
震災関連死が、東北大震災で3047人(66歳以上が3018人)阪神大震災では932人であり、熊本大震災では4/17現在避難者188,882名 8/24現在死者50名、避難者792人、震災関連死25名、エコノミークラス症候群51名という状況であります。
震災関連死とは 長引く避難所生活の疲労や震災における精神的シヨックで体調を崩して亡くなるケースがこんなにも多いとは知りませんでした
また、余震等表現の見直し活断層の危険度が4段階に分けられた2016/8/19の最新情報も織り込んでの話がありました。 (最初の地震で倒壊しかかかった家屋)


(避難所生活の大変さ) (段ボールベット)


参加者には寄付をして頂いた「緊急復刊アサヒグラビア:九州・熊本大地震」を各自に教材として支給し、その被災の実態と活断層の凄さについて説明されました。
防災より減災が大事 家具転倒防止 建物の耐震化の話がありました。
後半は、中学生が2組のグループに分かれクロスロード(中学校編)による災害時の対応について行いました。
問題が読み上げられるとみんな真剣に考えYES・NOカードを出し自分の意見を発表して大変盛り上がりました。
最後にグループを代表して感想を述べていただきました。最初は男子が照れていましたが一息つき確りとした考えを述べてくれ、女子の方も堂々とした落ち着きを持って考えを話されました。
やれば出来る、これからの若い方々に大きな期待を抱き実り多い一日が終わりました。
中学生も、地震について大変良い勉強になりましたと話してくれました。
若い人たちに防災講座を開催することがとても大切だと実感しました。
( 終わりに集合チーズ ) (真剣な取り組み)


文 責 : 加藤 和久