富山県支部 HUG研修1週間後に台風21号による避難所開設される

   ~富山市防災啓発・啓発業務の受託について~

 富山市と富山県防災士会との連携・協働は本会設立翌年の平成20年から行われ、自主防災組織を対象に防災講座や避難訓練助言指導等が行われて来ました。
 こうした実績のもと平成29年4月3日から新たに「防災研修・防災啓発」委託業務がはじまりました。
 この委託業務の内容としては、地域防災力の要となる自主防災組織の育成・強化を図るため、自主防災組織リーダー等を対象とした研修会の開催および防災啓発チラシ発行への協力、そして市職員の避難所運営能力の向上を図るための市職員を対象とした避難所運営訓練を実施するものです。これまで実施してきた詳細は以下の通りです。

toyama291023-1(1)地域における防災リーダー育成研修会 参加者40名
9月27日、19時から富山市呉羽会館において、自主防災組織の役員・防災士を対象に「自主防災組織の意義と地域防災リーダーの役割」及びワークショップ「災害図上訓練 イメージTEN」の実施。
指導講師として本会副会長の野田隆志氏が行う。
     
(2)防災啓発チラシ発行への協力
年3回発行に合わせ、近年の自然災害の特徴、自主防災活動事例、災害時に役立つ豆知識等々について防災士の目で平易な解説を行う。 

(3)自主防災組織の活動助言 
自主防災組織の求めに応じて活動計画の策定や訓練内容等について助言を行うとともに、自治体と自主防災組織の協議の上、避難訓練等について実地で支援・指導を行う。これらは年間を通じて、市内各地で随時行われている。 

(4)市職員を対象にした避難所運営訓練(HUG)   
10月16日・17日の2日間にわたり、富山市役所会議室において3回に分けて行われた。受講人数約120名。
指導講師は10月16日13時30分から江尻泰将防災士、10月17日9時から島崎定則防災士、同日13時30分から佐伯邦夫防災士の3名がそれぞれの持ち味を生かして担当した。
参加した市職員にはHUG体験者は数名程度で、大部分の参加者は初めて。さすがに市職員とあって、意識が高く役割分担等はスムーズに行われ、テキパキと疑似避難者の受け入れが行われていた。
 体験された市職員の感想では
①実際にシミュレーションすることができ課題がよく分かり、心構えができた。
②継続して災害対応に関する訓練に参加していきたい。
③次回は実際に避難所となる体育館を使用して訓練を行ってみたい。
など大変積極的な感想が寄せられた。

   HUG研修の1週間後、台風21号による避難情報が発令され避難所開設される。
 この研修会が開催された1週間後の10月22~23日にかけて台風21号が日本列島各地を襲いました。
富山市においても10月23日未明に「避難準備・高齢者等避難開始」情報が発令され、複数箇所の小学校で実際に避難所が開設されました。避難所開設にあたった職員は、1週間前にHUG研修を受けており、慌てることなく避難所開設を行うことが出来たとのことです。会議室での体験とはいえ、事前に疑似体験しておく必要性を強く感じました。

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日本防災士会は、会員相互のネットワーク構築とスキルアップを支援し、地域防災力の向上に寄与することを基本理念として活動に取り組んでいます。

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