兵庫県支部 平成29年度 浜の宮中学校防災訓練指導
兵庫県東播磨県民局の委託事業「ジュニア・地域防災スクール」の出前講座として、加古川市立浜の宮中学校の防災訓練の指導を行った。学校と地域、幼稚園、消防団と、校区内の様々な人達とのふれあいも兼ねて800名規模の大きな訓練となりました。
記
【日 時】平成29年11月8日(水) 12時00分~14時00分【場 所】加古川市立浜の宮中学校
【参加者】浜の宮中学校1、2年生、PTA役員、教職員、浜の宮幼稚園児、保護者、
浜の宮中学校区住民、加古川市消防団尾上分団
【指導者】防災士 10名
【内 容】1年生「災害前訓練」・・・土嚢作り(雨天のため室内)、ロープワーク
2年生「発災時訓練」・・・搬送訓練、救命講習
幼稚園児・・・搬送訓練、消防車乗車体験
地域住民、保護者・・・搬送訓練、ロープワーク、炊き出し訓練ほか
地域住民と一緒に実施することで、訓練を通して地域の中学生が出来ることを知っていただけたり、園児が参加することで中学生もしっかりした所を見せようと立派なお兄ちゃんお姉ちゃんの姿を見せてくれました。
2年生の救命講習ではトライやるウィークなどで普通救命講習を修了した生徒達が各班のリーダーとなり、率先して指導補助を担ってくれました。
幼稚園の保護者や中学校PTAの女性陣は「800名の参加者に対して食材は200名分しかない」との想定で800個のおにぎりを作成。それぞれの班で大きさや手順など工夫しながら作業を進めて、被災後の炊き出しは、ボランティアに頼らず自分たちで作るんだという意識を持っていただきました。
訓練を通して①出来る人が出来ることをする②被災後は工夫しながら安全に作業を進める③皆で助け合いアイデアを出し合い快適な生活環境を整えることなどを知ってもらうよい機会となりました。
※残念ながら雨天のため、学校側の判断で土嚢訓練は室内となりました。
(文責 横山恭子)
特定非営利活動法人兵庫県防災士会

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