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長野県支部 東信エリア意見交換会 報告

東信エリア担当ブロック長 井澤 毅

令和3年12月11日(土)に上田市中央公民館会場で、日本防災士会長野県支部東信エリアの意見交換会を開催しました。
師走の時期ということもあり、大久保支部長を含めて9名の参加となりました。
自己紹介では、会員各自の経歴や地区・地域での活動について紹介いただき、改めて多彩な立場の様々な分野のスペシャリストの会員さんがおられことに気付かされました。
大久保支部長からは、支部組織の説明と平時・災害時の活動等の地域防災力の向上に向けての説明がありました。
意見交換・要望では、会員各自の経験からの支部活動へ多くの提言やアドバイスがあり、予定時間では足らない程の活発で有意義な意見交換会となりました。
今後も定期的にエリア内での勉強会・講演会を開催し、会員相互の交流と知識の共有によるスキルアップを目指し活動を行っていきたいと思います。

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奈良県支部 川西町赤十字奉仕団防災講座

 令和4年1月12日(水)川西文化会館において、川西町赤十字奉仕団主催の防災訓練「やってみよう!防災」が開催されました。奈良県防災士会からは講師3名が招かれ、参加者18名を対象に「南海トラフ大地震」を想定した実技訓練と講演を行いました。前半の実技では、地震発生後に断水や下水道の破断が起こったことを想定して「水運搬」と「非常用トイレ」を体験していただきました。参加者からは「ポリタンクの水は持ちにくい」や「水ってこんなに重いんだ」とか「実際にリュックで運んでみてリュックの良さに気づいた」といったお声や、「簡易トイレでの新聞紙の使い方が分かった」や「トイレの使用方法、考え方で色々あるとわかった」などの感想が寄せられました。後半の講演では、東日本大震災の引き金となった「東北地方太平洋沖地震」の実際の映像をご覧いただき、同じ海溝型地震の南海トラフ大地震が起こった際にどのような危険が起こりうるのかを皆さんで考えていただきました。「奈良県には海がないから南海トラフ地震は関係ないと思っていたが、海溝型地震が沿岸部でおこって、しばらくしてゆれることを知った」や「家に帰ったら、家具などの置き方考える事にします」などのコメントをお寄せいただきました。本訓練が「災害から命を守る」取り組みへの一助となれば幸いです。    <報告者:小山防災士>

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京都府支部 らら京都防災イベント報告

 1月8日(土)午前、京都市南区の京都テルサ視聴覚研修室で、「男女共同参画視点からの避難所設営体験講座」(主催:京都府男女共同参画センター)が行われ、日本防災士会京都支部から4人の防災士が参加しました。
 参加者の多くは、同センターが実施した「災害時女性相談サポーター養成講座」の修了生で、被災時に女性をサポートするためのスキルを学んだ皆さんです。

 はじめに(一財)京都府民総合交流事業団の志水伸之リーダーが、男女共同参画の視点から見た災害対策について説明。続いて京都支部・飯澤吉郎事務局長の指導の下、避難所設営体験、非常食試食体験を行いました。
 避難所設営体験では、マグニチュード7.5、震度6強の京都市直下型地震が起きたという想定で、避難所の設営を開始。その場に居る人が、その場にあるものだけで、皆で知恵を出し合いながら避難所を作る…という体験をしました。

 また、追加で発表する「外国人がやってきた!」「発熱者はどこに案内する?」「赤ちゃんのミルクが無い!」などの課題(シナリオ)も用意。避難所を作りながら、想定外のハプニングにも対応する訓練にも挑戦しました。

 参加者からは「町内会の避難訓練にも参加して顔見知りの人を作り、近助ができるようになりたい」「避難所によって用意されている道具は違うかも知れないが、一度体験しておけば応用できる」「リーダーとなって作業を振り分けられる人が居た方がスムーズにできるのでは」などの声が聞かれました。

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志水伸之リーダーがイベントの趣旨などを説明
志水伸之リーダー
参加防災士(飯澤、富永英、植田)

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使用する保管資材-1
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飯澤吉郎防災士が避難所設営について説明

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飯澤吉郎防災士
災害想定を発表
災害時の車いす使用について説明

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手分けをして避難所を設営
仕切りの組立
授乳室への配慮を検討

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女性用物干しコーナーを設置
男性用トイレ(左)はあるもので仕切りを作った
貼り紙の工夫例-1

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貼り紙の工夫例-2(外国人への配慮を追加)
貼り紙の工夫例-3(生理用品もアナウンス)
貼り紙の工夫例-4(イラストを追加)

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貼り紙の工夫例-5
コロナ対応で設けた別室(想定)
車いす使用時の注意点を解説(奥は段ボールベッド)

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ペール缶で作った即席トイレ
非常食について説明
試食した非常食

沖縄県支部 防災啓発活動

沖縄市山内自主防災・防犯組織
  「地球温暖化防止と防災」 
      講師・・・高平 兼司 県防災士会理事
                   沖縄県地球温暖化防止活動推進センタ
                   県公衆衛生協会
      
  日時  令和3年12月5日(日) 15時~17時
  場所  沖縄市山内公民館
  参加者 35名 (防災士会員含む)

地球温暖化と防災を学ぶとして、防災士でもあり地球温暖化防止活動推を行っている高平氏が講話を行った。
地球温暖化変動について沖縄本島地方でも既に気温は高くなっており、さらに上昇し、大雨が増えると予測される。温暖化が進めば農林水産業への影響、熱中症の拡大、災害の増加、渇水などが心配される課題を挙げ、その上で、二酸化炭素を増加させないよう関心を持ち、二酸化炭素を削減に向けて身近にできる行動をすることが大切だと話した。

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沖縄県支部 防災啓発活動

沖縄市泡瀬自主防災会
  防災講話 災害は必ずやって来る ~人と地域を守る~
      講師・・・防災士 新城格
  クロスロードゲーム ・・・・防災士 新垣すみえ

  日時  令和3年12月12日(日) 9時30分~11時30分
  場所  沖縄市泡瀬公民館
  参加者 30名 (防災士会員含む)

 今回、泡瀬地区に特化した講話、地域を知ること、コミュニティ-絆の大切さ、マイタイムライン等最近の防災対応、クロスロードゲームを行った。
参加者の中には、東京からの移住者がおり東日本大震災の体験談と、避難所運営で心がけること、トイレの作成要領等の訓練について防災士会への指導をお願いしたいとの要望と、又沖縄県内における大きな災害についてあまり分からない、大災害についても紹介して災害の怖さを知らしめてほしいとの声があった。
コロナ過で防災訓練も制限されている状況ではあるが、訓練に参加し、あらためて防災意識を高められたとの声があった。

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徳島県支部 支部会報 第20号を発行

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支部会報(pdf)はコチラからご覧ください

〈徳島県支部会報第20号概要〉
・年頭のご挨拶
・徳島文理大学等と連携協力に関する協定書の締結!
・コロナ禍の中2年連続で総会は書面決議
・研修会のご案内
・徳島県支部長が日本防災士会の理事に
・役員会の動き

長崎県支部 長崎県より受託事業開催決定

 この度、長崎県危機管理課のご支援の下、「長崎県 県民生活環境部 県民生活環境課」より開催経費の予算化頂き共催事業として以下の事業を開催します。

「防災士スキルアップ研修会」
 「防災士スキルアップ研修会」は、長崎県危機管理課が養成された方々から「事後研修の機会を設けてほしい」県危機管理課また、当支部にも要望があり開催に至りました。防災士は「地域防災のリーダー」として旗振り役を果たしてもらいたい。そのためには、防災士としてスキルアップに努めてもらいたい、その想いで開催に繋がりました。
開催日   : 令和4年1月30日(日) 
場  所   : 諫早市飯盛ふれあい会館
研修内容 : 災害図上演習(DIG)     10時 ~ 12時
         地域防災と防災士の役割  13時 ~ 14時
         クロスロード          14時10分 ~ 16時10分

「長崎県防災推進員(自主防災リーダー)養成講座」諫早会場
 スキルアップ研修会同様、「長崎県 県民生活環境部 県民生活環境課」の全面的支援を頂き共催事業として開催します。開催地諫早市より開催会場(講師及びスタッフ控室を含め)、前日の準備から研修終了まで提供いただきました。詳細につきましては、募集案内添付します。ご参照いただけましたら幸いです。
開催日 : 令和4年3月5日(土)・6日(日)の2日間
場 所  : 諫早市小野ふれあい会館

 この事業を開催するにこともできましたのは、2011年3月設立以降会員の皆さんのご協力と行政機関との連携の下、ご指導を仰ぎながら関係を密にした結果と確信しています。事業に関する講師の皆さんとの折衝ほか全て支部員で役割を担います。今後も行政機関と密なる連携、地域防災の担い手となりますように、防災士の使命の遂行に努めたいと思います。
【報告書作成 : 事務局 川浪良次】

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長崎県防災推進員(自主防災リーダー)養成講座 諫早会場研修プログラム(pdf)は、コチラからご覧ください

愛知県支部 ぼうさいあいち会報26号を発行

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ぼうさいあいち(pdf)はコチラからご覧ください

<ぼうさいあいち概要>
・新年のごあいさつ
・歩みを止めることなく前に進もう
・防災コラム14号
・出前講座報告
・会員の活動通信
・在宅避難の心得
・スキルアップ研修会ご案内 他

福島県支部 活動報告

 2020年11月から2021年12月の活動内容で記録を報告できるものについて、資料をまとめました。

報告№13 開催内容:障がい者の避難について
報告№14 開催内容:いわき市役所危機管理課防災講座YouTube 撮影対応
報告№15 開催内容:災害図上演習とクロスロードゲーム
報告№16 開催内容:ケイセンビジネス公務員カレッジ 救命講習会
報告№17 開催内容:大規模地震による火災発生からの障がい者避難搬送訓練
報告№18 開催内容:福島市 地域防災力強化事業 講演会
報告№19 開催内容: 障がい者の避難について ・車いすの方の避難方法
報告№20 開催内容: 三春町防災訓練避難所開設運営訓練
報告№21 開催内容:ゴジてれSan 福島県沖地震 (2 月 13 日発生 地震対応解説出演
報告№22 開催内容:須賀川卸センター『水害対応タイムライン』 の策定研修会
報告№23 開催内容:福島中央テレビ JA共済会主催 YouTube 災害食普及番組取材
報告№24 開催内容:2 月 13 日発生福島県沖地震 家具転倒による圧死者発見に伴う取材対応
報告№25 開催内容:『学校法人昌平黌と特定非営利活動法人福島県防災士会との防災教育及び活動に関する協定書』締結式
報告№26 開催内容:福島県地域コミュニティ強化事業 関田地区地区防災計画作成
報告№27 開催内容:「福島をじぶんごとに」豪雨から命守る 
報告№28 開催内容:『家庭の防災』と題して講演 と防災グッツ作成
報告№29 開催内容:6 月 14 日 第1回目:
              6 月 28 日 第2回目: 災害図上演習
              7 月 12 日 第3回目: 防災講話と防災グッツづくり
              7 月 26 日 第4回目: 避難所運営ゲーム(HUG)
報告№30 開催内容:坂下地区 地域づくり協議会主催 防災勉強会『地域コミュニティでの助け合い』
報告№31 開催内容:『災害に備える ~今、自分たちに できること~ 』 防災講演
報告№32 開催内容:NHK福島放送局と福島県防災士会の合同勉強会
報告№33 開催内容:笹平川流域河川改修工事の現場確認と洪水・浸水対策について
報告№34 開催内容:『防災について』
報告№35 開催内容:ゴジてれChu 運転時の冠水道路走行の注意点
報告№36 開催内容:いわき市立田人中学校 防災体験学習(1年生) 防災講演と防災グッツ作成
報告№37 開催内容:富岡町社会福祉協議会 避難者生活支援員勉強会
報告№38 開催内容:「やってみっけ ! いわき防災EXPO in イオンモールいわき小名浜」
報告№39 開催内容:令和3年度 第2回 いわき市総合防災訓練 防災講話
報告№40 開催内容:福島県防災士会の活動報告と意見交換
報告№41 開催内容:令和3年度 福島県自主防災組織リーダー研修会
報告№42 開催内容:普通救命講習Ⅲ(乳児・小児対応含む)
報告№43 開催内容:令和3年度 後期 市民講座『防災教室 スペシャリストから学ぶ防災行動』
報告№44 開催内容:1年生:災害図上演習
              2年生:クロスロードゲーム(ボランティア編)
報告№45 開催内容:ケイセンビジネス公務員カレッジ救命講習会

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資料(pdf)はコチラからご覧ください

新潟県支部 【ご案内】2月6日防災演劇「自分の命は自分で守る今できる防災を」

当会の会員が演劇の台本や演劇制作にたずさわった防災演劇「自分の命は自分で守る今できる防災を」をご紹介いたします。
当支部は、展示ブースやアフタートークで協力いたします。
皆様のお越しをお待ちしております。

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チラシ(pdf)はコチラからご覧ください

新潟県支部 【オンラインセミナー】1月6日 新潟大学災害・復興科学研究所・新潟気象台主催「沿岸の地形・地質・生物の痕跡から探る過去の地震」 

新潟大学災害・復興科学研究所より、1月6日オンラインで「沿岸の地形・地質・生物の痕跡から探る過去の地震」のご案内がありましたので、みなさまにご周知いたします。

開催日時:1月6日(木)13:00から15:30まで
開催方法:ZOOMによるWEB開催
参加上限:300名
申込方法:新潟大学災害・復興科学研究所メールnhdr_office@gs.niigata-u.ac.jp
申込件名:「1月6日第45災害環境科学セミナー参加希望」
     お名前、所属、連絡先、職名を記載の上、メールで各自にて申込下さい
申込期限: 2022年1月5日
講演内容:「沿岸の地形・地質・生物の痕跡から探る過去の地震」(13:05~14:30)
      産業技術総合研究所地質調査総合センター 穴倉正展 様
       「関連情報の提供」(14:45~15:20)
      新潟大学災害・復興科学研究所、新潟気象台

詳しい内容は、チラシをご覧下さい。

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チラシ(pdf)はコチラからご覧ください

長野県支部 中信エリア意見交換会 報告

中信エリア担当ブロック長 梨子田長生
 令和3年12月5日(日)に、安曇野市豊科交流学習センター会場で、日本防災士会 長野県支部 中信エリア意見交換会を開催することができました。大久保支部長を含めて13名の参加でした。
 自己紹介の中で、自分の地区・地域での所属防災組織や活動内容の紹介をしていただき、顔の見える交流の大切さを痛感いたしました。
 大久保支部長より地区防災力の向上に向けて、詳しい説明があり、意見交換や要望については、時間が足りないくらいの活発なご意見がありました。
 今回12月の日曜日開催ということもあり、参加できなかった会員さんもいましたが、この機会を第一歩として、今後も取り組んでいきたいと思います。

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長野県支部 北信エリア意見交換会 報告

北信エリア担当ブロック長 小池啓道
 令和3年12月4日土曜日、長野市の生涯学習センターを会場に、長野県支部北信エリアの意見交換会が開催されました。防災士会の会員同士の交流を図るために初めて企画されたもので、県内4か所のうち最初になります。
大久保支部長を含めて19名の参加がありました。自分の地域に会員がいるか教えて欲しいという要望が今までも寄せられておりましたが、個人情報の観点で難しかったものを、個々の了承を得てネットワークづくり「顔の見える関係」を形成するものです。
 自己紹介では、自身の立場や活動など、大いに語っていただき、意見交換でも課題や提案などが出され、予定時間を大幅に超えて交流できました。
 参加者からは、意見交換会の開催を歓迎すること、さらに定期的に実施して欲しいこと、SNSでの情報発信、長野県との連携などの要望があり、事務局側からは今後連絡や総会などの会議資料についても、スピード、手間、経費からメールで行いたいとの提案に賛同をいただきました。
 都合により参加できなかった会員もおりますが、これを第一歩として取り組んでいきたいと思います。

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新潟県支部 新潟大学災害・復興科学研究所様と日本防災士会・新潟県支部は「連携協定」を締結

当会の今年度当初の「事業計画」では、アフターコロナを見据え「産官学+ボランティアの連携」を目標として掲げて活動し本日(12月24日)に新潟大学災害・復興科学研究所様と日本防災士会・新潟県支部は「連携協定」を締結いたしました。
今後は、新潟大学災害・復興科学研究所様との組織的な連携を通して、「防災・減災の啓発活動」を広げていくとともに「地域防災力の向上と人材の育成」をおこなっていくことを目的としております。
この連携協定が防災・減災啓発活動の発展に繋がるとともに災害で命を失うことの無い地域社会になることを希求いたします。

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資料(pdf)はコチラからご覧ください

北海道支部 広報活動 報告

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《 NHK 道内ニュース報道》 「大阪北新地 火災から」
1.放送日時 令和3年12月20日(月)18:20・20:40 二回
2.取材要請    同 上        13:00~ 14:30
3.取材会場 北海道防災士会事務局 札幌市北区
4.情報提供 北海道防災士会 役員1名
5.取材概要 道内の雑居ビル現況及び利用者の対策等について

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資料(pdf)はコチラからご覧ください

千葉県支部 12/18(土)マンション防災研究会勉強会 『エレベーター救出訓練の模様と安否確認に使用するツール情報』実施報告

日  時:2021年12月18日(土) 20:00-21:00
場  所:ZOOMミーティング
開催名称:『エレベーター閉じ込め救出訓練の模様と安否確認に使用するツール情報』
内  容:座学
話題提供者:マンション防災研究会 熊澤晃さん(松戸市)
参加人数:13名

令和3年12月18日、会員向けスキルアップ講座 『エレベーター閉じ込め救出訓練の模様と安否確認に使用するツール情報』が行われました。

【情報提供の内容】
・無事ですタオル、無事ですリボンの使用例・訓練事例
・視認性の良い安否確認ツールの情報(蛍光素材、多様な色彩の使用)
・エレベーター救出訓練事例
・マンションのエントランス展示における子供と親世帯を巻き込む防災啓発の取り組み事例
・マンションにおけるエレベーター改良工事事例(地震発生時、積載電池による最寄階自動停止とガイドの補強)

まず、複数のマンションや地域における安否確認ツールや訓練事例、安否確認用新製品、止むを得ず住民が行う場合のエレベーターの閉じ込め救出の手順や重要な安全に関する注意点(依頼すればエレベーター定期点検の後に住民向けの救出訓練を実施してもらえます)、マンション防災の啓発活動事例について情報提供が行われました。

後半の質疑応答や意見交換では、エレベーター救出を住民が行う際の注意点の再確認、手順、消防関係者からの質問や意見、ガラス飛散防止シートの施工、防犯上の観点から見た無事ですタオル掲示訓練の問題点とその対策、SOSタオル導入の是非、要支援者の個人情報の扱い、要支援者への対応と近所づきあいの重要性など様々なトピックについて活発な議論がありました。

マンション防災には人口密度の高さに起因する独特のコミュニティ形成や安否確認の用件、要支援者対応の問題があります。同時に戸建ての団地にも共通する課題も多く見られ、さらに議論を深める必要性が感じられました。

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新潟県支部 糸魚川市親子ぼうさい教室を実施

12月18日糸魚川地区公民館で糸魚川市生涯学習課の主催により、「親子防災教室」を実施しました。(糸魚川市羽田防災士よりの活動報告)
羽田防災士は、防災クイズや解答の解説をおこなったのち、自身の阪神淡路大震災の被災経験をもとに「非常時に身を守るための普段の備え」などを講話いたしました。

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資料(pdf)はコチラからご覧ください

長崎県支部 トークイベント「3.11.から学ぶ私たちの佐世保」報告

2011年3月11日、あの時あなたは何をしていましたか。


東日本大震災から今年3月で10年が経過しました。
しかし発災から10年が経過し、この震災の影響を受けた地域の方々と影響が少なかった地域方々、また各年代によって自然災害に対しての受け取り方や考え方が異なっていることも多くの調査結果から知ることができます。
私たちが暮らす長崎県もこの震災の影響は比較的少なかった地域と言えます。

その県北に位置する佐世保市で、12月11日(土曜日)トークイベント「3.11.から学ぶ私たちの佐世保」が開催されました。
この震災に所縁のある方々が当時の震災を振り返り、当時の経験談をお話しいただくイベントです。
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当支部の防災士であり、佐世保市危機管理局・防災危機管理専門官でもある大隈隆雄氏も登壇されたため、防災士数名と参加しました。
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福島県から佐世保市へ震災を機に移住をした方からは、発災時から数日をかけて避難するために車で移動するお話は、ドキュメントドラマさながらの臨場感でした。

岩手県盛岡市で被災し、このイベントの会場となった佐世保市博物館島瀬美術センターで現在、学芸員として勤務されている方からは、ご自身で撮影された写真を示しながらお話を伺うことができ、分かりやすかったです。
当時の盛岡市内の様子や被災地でのボランティア活動の様子は、想像でしかなかった災害後の混乱を改めて自分の身に置いて考える機会になりました。
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県南・島原地区から災害ボランティアとして赴くことになった建設会社の皆さんへ同行し撮影を行ったカメラマンさんからは、数々の写真とともにその想いを伺うことができました。
浜辺で行方不明の方を歩いて探しているご家族に遭遇したお話は、押し迫る雲と波の写真にオーバーラップし、津波の恐ろしさを感じました。

佐世保市消防局から被災地へ派遣された職員の方からは、作業記録とその時の気持ちを当時書き残していたという手記をご紹介いただきました。
時折、当時を思い出し、声を詰まらせながらのお話には胸が詰まりました。
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被災地へ向かい、捜索活動をした方々の誰かを救おうとする強い想いに触れ、忘れてはいけないことがあること、伝え続けることの大切さを再確認しました。

これまでの経験談を受け、危機管理局の大隈氏からは、長崎県・佐世保市で懸念される災害や佐世保市の取り組みについての説明がありました。
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災害を意識せずに暮らしている方々が多いなか、あらゆる立場で災害を経験した方達のリアルな声を耳にする機会はとても貴重です。

災害は時間が経過すれば、風化して行くもの。
風化して行くからこそ、忘れないために意識をし「自分ごと」として捉え、考えることが防災・減災へと繋がること行動の第一歩だと感じ、今後防災士として活動していくための糧となる貴重な時間となりました。

◯東日本大震災における佐世保市の取り組み
https://www.city.sasebo.lg.jp/soumu/soumuk/taiojokyo/index.html

                  【報告書作成:女性局長 渋谷 香奈】

新潟県支部 活動が日本河川協会機関誌「河川」12月号「防災士が主体となったマイ・タイムライン防災学習授業」に掲載

このたび、日本防災士機構の推薦により公益社団法人 日本河川協会の機関誌「河川」の12月号に「防災士が主体となったマイ・タイムライン防災学習授業」と題して「みずから避難で命を守ろう!新潟県マイ・タイムライン教室」を使用した防災学習が掲載されましたのでご報告いたします。

日本防災士・新潟県支部は、「みずから避難で命を守ろう!新潟県マイ・タイムライン教室」を推進していきます。
※「みずから避難で命を守ろう!新潟県マイ・タイムライン教室」は、中学生を対象とした総合学習で使用する教材・指導書を新潟県河川管理課・砂防課が作成したものです。(下記リンク先 データ取得もこちらから)
みずから避難で命を守ろう~新潟県マイ・タイムライン教室~ - 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

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掲載記事(pdf)はコチラからご覧ください

長崎県支部 「防災研修~災害図上演習(DIG)~」対馬市

 12月14日国境の島、対馬市豊玉文化会館で防災研修会、災害図上演習(DIG)開催。この研修会は、長崎県市町職員研修センターの依頼で実施。対象者は、対馬市役所・消防署・社会福祉協議会の職員及び男女共同企画推進委員の35名の方々です。以前数回、社会福祉協議会の依頼もありHUG・DIGを実施しましたが、離島でもある環境から「発災時は住民自ら対応しなければならない」との強い危機感で何時も熱心に取り組んでもらっています。
 今回、「厳原・美津島」の地図を用いてDIG。旭支部長が講師、川浪が指導助手として災害想定についての対応、対策等について議論していただきました。研修時間もたっぷり3時間を確保、参加いただいた全ての班から前向きな発表、提案等を頂きました。主催者の対馬市総務課の防災担当者の方は、提案等についてメモを取りながら、市の防災対策に繋げたいとの談でした。
 対馬市は、日本の離島では5番目の広さですが、人口減、高齢化、空き家対策など全国同様の課題が山積しています。災害が多発する昨今、対馬市の強みは「市民の繋がりが強い」、今回の研修会でもその強い繋がりを実感しました。旭支部長より「大規模災害時は、公的機関はあてにならない。自助・共助で対応しなければならない」。その言葉が、実践されることと確信しました。(参加者アンケート添付します)
【報告書作成:事務局 川浪良次】

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アンケート結果(pdf)はコチラからご覧ください
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日本防災士会

Author:日本防災士会
日本防災士会は、会員相互のネットワーク構築とスキルアップを支援し、地域防災力の向上に寄与することを基本理念として活動に取り組んでいます。

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